無くならない居眠り運転
ドライバーは2名
先日、広島に旅行に行きました。
行きは夜行バス、帰りは新幹線というプランを立て、それぞれ予約しました。
夜行バスは筆者にとっては初体験。
不安はありました。
夜行バスといえば事故が相次いだことがあるからです。
原因はドライバーの居眠り運転。
過労や無理なスケジュールが根本にあったことが問題視されました。
筆者が予約したバス会社のホームページには、
と明記されていました。
相次ぐ事故を受けての対応なのでしょう。
安心しました。
居眠り運転を防ぐには
筆者は車を運転しませんので、居眠り運転はなんとなく他人ごとのように捉えてしまいます。
しかしながら、日本も車社会になってきつつあるため、仕事以外でも車を運転する機会が多いのではないでしょうか。
旅行や帰省などで長時間車を運転する際、居眠り運転には気をつけたいものです。
JAFはホームページ上で、居眠り運転防止のための方法を紹介しています。
これによれば適度な休憩が効果的とのことです。
特に高速を運転する際はハンドル操作がほとんど必要ないため単調になってしまい、眠気を誘う事が多いそうで、1時間に1回程度の休憩を薦めています。
また思い切って仮眠をとるのも有効だそうです。
カメラでドライバーの状態をモニター
異常を検知
このほどデンソーが居眠り検知システムを開発したと発表しました。
ドライバーステータスモニター
と名付けられたこのシステムは赤外線カメラでドライバーの状態をモニターし、居眠りや脇見を検出、ブザーで警告するというものです。
毎秒30回の速さで、ドライバーのまぶたや顔の向きを撮影し、まぶたのとじ具合や顔の角度をコンピューターで解析、異常が続くようなら警告を発するという仕組みです。
夜間やサングラスをかけていても検知可能とのこと。
すでに2車種に標準搭載
このシステムはすでに日野自動車のトラックとバスの2車種に標準搭載されているそうです。
しばらくは、商用車への搭載を順次拡大していく予定で、乗用車への搭載は今のところ未定とのこと。
居眠り運転や脇見運転防止への期待が高まっています。
居眠り運転の防止策はドライバーの心がけに頼っているのが現状です。
今回のシステムは画期的なものといえるでしょう。
このシステムが今後どのように発展していくかが注目されます。
近い将来居眠り防止システムの搭載が義務化されればドライバーの負担が軽減されるのではないでしょうか。
とはいうもののシステムに頼り切るのではなくドライバーの心がけも引き続き必要です。
夜に高速道路走ってたら、トラックの運ちゃんがいっぱいは走ってはるやんなぁ~
居眠り運転になってまえに休憩を取るのがホンマに大切やで!