たばこ値上げ
このまま続けば高級品
4月1日から開始された消費税率アップ。
やっぱりものの値段が微妙に上がっています。
筆者は時代錯誤ともいえる超ヘビースモーカー、これまで410だった筆者御用達のたばこが20円アップの430に価格改定されました。
このまま段階的に値上げが続けば、たばこ一箱1000円なんて時代がやってくるかもしれません。
さすがに1000円は痛い。
そうなってくるともはや高級品。
なんていうことになるのかもしれません。
たばこってシェア拡大できるの
- 健康に悪い
- 高い
たばこって今後衰退していってしまうのでしょうか?
たばこのパッケージには健康に関する警告文が印刷されています。
これって考えてみるとかなり異例ですよね。
商品にネガティブなことが書いてあるのですから。
自社の商品に
と書く企業があるなんて信じられません。
(それを買って使用している筆者もおかしいといえますが)
でもたばこ産業というものがある以上、たばこを売って利益を得てそれで生活している人が確実にいるわけで、もしたばこが無くなったら失業してしまう人たちがいるということになります。
そうなるとたばこをもっと売ってより利益を生むように戦略を立てる必要があるのです。
でもここまで嫌われ者で、しかも値上げしやすい商品のシェア拡大って出来るのでしょうか?
もう限界にきているのではないでしょうか?
名称変更でシェア拡大ねらう
シェア2%
その答えともいうべきニュースがあります。
たばこ販売第2位のフィリップモリス社が主力商品であるフィリップモリスの名称を変更することにしたというのです。
フィリップモリス社の主力商品には他にマールボロやラークがあります。
そのなかでフィリップモリスはシェアが2パーセント程度。
このため風味や購買層が近いラークに名称を変更し、シェア拡大をはかろうというのです。
新名称は
ラークブルー
ラークは知名度でもフィリップモリスより上。
フィリップモリス社は
と話しています。
イメージアップという戦略
果たしてこの戦略はうまくいくでしょうか?
たしかにラークのほうが知名度があります。
ラークブルーという名称もイメージがいいですね。
値段も
420円
で提供するそうです。
たばこのシェア拡大の選択肢のひとつとしてイメージアップというのがあったんですね。
そういえば国産たばこの代表選手マイルドセブンもメビウスへと名称を変更して、イメージアップを図っていましたね。
喫煙者としてはこの戦略は大歓迎です。
(おもむろにパッケージを取り出し)
「ラークブルー」
かっこいいじゃありませんか?
えっ、たばこは今すぐやめた方がいいですって? …ごもっともです…。
何度もいうてるけど、タバコはホンマにやめたほうがええで!
気分が落ち着くっていう人が多いけど、あれは錯覚何やでぇ~