50万円あげるから、会社辞めませんか?
究極の選択
上司からこのような話があった場合、あなたはどうしますか?
即辞めますか?
あるいは断って会社にとどまりますか?
即辞めると考えた人に質問します。
なぜ辞めるのですか?
様々な答えがあることでしょう。
50万を資金にして起業したい。
50万円くれるのなら辞めてもいい。
前から辞めたいと思っていた。
お金までくれるのなら喜んで辞める。
理由は様々であっても共通していることはただひとつ。
いまの仕事に不満があるからです。
いまの仕事に満足しているのであれば、50万円はいらないから、いまの仕事を続けたいと考えるのではないでしょうか?
米Amazonが仕事を辞めて会社を去る人に最高5000ドル(約50万円)を提供する、という施策を始めたと報道されています。
究極の選択と感じるなら…
Amazonのこの施策の真意はいったいどこにあるのでしょうか?
人件費削除のため?
スマートなリストラ方法?
様々な論議が展開されているようです。
社員としてみれば究極の選択かもしれません。
会社を辞めて50万円もらうか、50万円はあきらめて会社にとどまるか?
筆者なら悩みます。
50万は魅力です。
しかし、職を失うとなると話は別。
我慢して会社に残ったほうが長い目で見れば得かもしれません。
Amazonはまさに筆者のような考えで働いている従業員に辞めてもらうために、この施策を打ち出したのです。
が究極の選択だと感じた場合、その従業員はAmazonにとっては戦力にならないのです。
不満を持つ者には去ってもらう
すでに約3パーセントが退社決定
筆者のように50万と失業を天秤に掛けるような従業員は、つまるところAmazonで働くということに関して不満を持っているということになります。
慢して働いている従業員は戦力として望ましくないとAmazonが考えても不自然ではないでしょう。
Amazonとしては従業員には出来るだけ長く働いて欲しいと考える一方で、不満を持った従業員に会社を去ってもらうことで残った従業員が働きやすい環境を作り出そうとしているのです。
現にこの施策で退社が決定した従業員が約2~3パーセントほどいるとのことです。
デトックス
ずいぶんと大胆な方法ではありますが、これも企業として今後も利益を追求するうえで必要なことと判断したのですね。
世界に知られた企業はユニークな行動を起こすものだと感心しました。
Amazonの今回のこの施策、賛否両論あると思いますが、働くということに関してとても深く考えさせられると思います。
いやぁ~、ホンマに思い切った施策やと思うわぁ~
なんか悪い言い方すると、人の欲に付け入ってるみたいでまさケロンは、あんまし良くないと思うわぁ~