気温差の激しい時期になってきました。
なんとなく体が重い、だるい、疲れがとれないと感じている方も多いはず。
気分もすっきりしない日が続きます。
体も心もイマイチ気候についていけていないこの時期に、急に気温が上昇したり日照りが強い日がくると
熱中症
になりやすいので注意が必要です。
これから夏に向けて、そろそろ熱中症対策の準備をはじめましょう。
「熱中症予防運動指標」を必ずチェックする!
ひと昔前までは、暑い中で
とトレーニングを重ねる運動部は当たり前のような感覚がありましたが、今はそんなことをしたら生死に関わる場合があります。
運動部を受けもつ先生や監督、そしてもちろん個人でトレーニングに勤しむ人でも、かならず
熱中症予防運動指標
をチェックするようにしましょう。
環境温度に応じてどのように運動したらよいかが示されていますので、それに従うようにします。
また、当然ですが体力には個人差があります。
ムリな運動はさせないこと、しないこと、監督や保護者は子供に異常や変化がないかよく観察することが大切です。
日頃から汗をかく習慣をつけておく
梅雨の時期も、こまめに運動を取り入れて汗を流す習慣を身につけておきましょう。
汗をかく習慣ができていると夏の暑い日に対する抵抗力もつき熱中症になりにくくなります。
ダイエットも大切?!体調不良をなくす
体調が悪いと体温調節機能が低下するため熱中症になりやすくなります。
- 睡眠不足
- 疲れ
- げり
- 発熱
などの時には、ムリな運動はもちろんのこと、室内でもムリな節電は絶対にしないようにしましょう。
また、学校での熱中症死亡事故の7割は肥満の人におこっているというデータもあります。
肥満は健康にもよくありません。
熱中症にもなりやすい傾向にありますので少しずつダイエットをすることをオススメします。
着るものにも意識を!
最近は、汗が乾きやすい素材、汗をすぐに吸収してくれる素材、熱を放出してくれる素材などさまざまな素材が開発され、洋服も素材によって着心地が全くちがってくるようになりました。
夏こそ、衣類の素材にこだわってみましょう。
体感温度が随分とかわってきますし、熱中症予防にもつながります。
とくに運動をするときの格好、素材には注意して下さい。
まだまだ対策はありますので次回も特集したいと思います。
熱中症は誰の身にも起こりうるものです。
しかも、いつ起こるかわかりません。
日頃から自分の体の声を聞く習慣をもつことが大切です。
また、暑さに対する耐性にも個人差があります。
自分の感覚を人に押し付けて知らず知らずのうちにムリをさせているなんてことのないようにしましょうね。
部活動で、頑張って練習してても熱中症にかかって入院してしまったら、元も子もないで。
自分の限界を知るのもひとつの成長やで!
無理はせんときやぁ~