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夏の新習慣、「お盆玉」は定着するか?日本郵便など専用ポチ袋販売

Written by 言祝(kotoho)

お年玉じゃなくて、お盆玉

お盆玉ってなに?

お盆玉

と聞いてなにを連想しますか?
 

お盆に現れる火の玉?

怪奇現象ですね。

筆者はアンビリーバボーな話が大好きですが、違います。

お盆にみんなで食べるお菓子?

おいしそうですね。

あんこが入った甘いお菓子を連想しますがそれも違います。

ヒントはお年玉

お年玉って何でしょう?

そうですね、こどもがお正月に親やおじいちゃん、おばあちゃんからもらうお金です。

子供の頃は良かったですね。新年が来たというだけでお金がもらえたのですから。

話がそれました、お年玉が正月を祝って子供にお金をあげることを指すのであれば、

お盆玉はお盆に帰省した子供や孫などにあげるお小遣いのことです。

もともとは江戸時代に東北で奉公人に衣類や下駄を渡した習慣が由来とされているこの風習が、最近お年寄りの間で、流行っているらしいのです。

みんなの反応は

筆者はお盆玉という風習について全く知りませんでした。

年齢からしておじいちゃん、おばあちゃんから小遣いをもらうことがなくなったからでしょう。

お盆玉についてネットで調べていたところ、多くの人がこの新しい風習に懐疑的な反応を示していました。

「お年玉で充分」

「お盆玉欲しさに帰省するようになるから、良くない」

「お小遣いは気持ちであげるもの、習慣化には疑問」

「年2回もむしりとられるっていうのか」

帰省した子供や孫にお小遣いをあげるのは自由だけど、それを「お盆玉」として習慣化するのはどうも・・・ということのようです。

そもそも筆者が子供のころ、夏休みに田舎に遊びに行くとおじいちゃんがほぼ毎回小遣いをくれていました。

だから今に始まった話ではないのですが、「お盆玉」として習慣化しようという動きは最近の傾向なのではないでしょうか?



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日本郵便が「ポチ袋」販売

6種のデザインを用意

お盆玉がスポットライトを浴びるようになったのは、日本郵便がお盆玉専用のポチ袋を発売したからのようです。

ヒマワリやスイカといった夏らしいデザインは全部で6種類。

表面には

おぼんだま

と印刷してあります。

価格は3袋入りで税込み162円と216円があります。

また日本郵便だけではなく、大手雑貨店のロフトでも2年前から取り扱っており、専用コーナーを設けた昨年は、売り上げが前年より18パーセントも伸びたということです。

少しづつ夏の風物詩として確立しつつあるようです。

お盆玉は定着するか?

果たしてお盆玉は定着するのでしょうか?

おじいちゃんやおばあちゃんが孫にあげるお小遣いは気持ちです。

普段会えない孫が久し振りにやってきた、その喜びの象徴のようなもの。

だからとくに習慣にする必要はないと筆者は思います。

ネット上の意見にもあったように、習慣化してしまうとお小遣いをもらうのが目的の帰省になってしまいます。それではちょっと残念ですよね。

ここで一句

『おぼんだま、うけとる孫の、笑顔かな』

まさケロンのひとこと

お小遣いをもらうために帰省するって考えてる子どもは、結構おると思うわ・・・
でも、普段会えへんおじいちゃん、おばあちゃんに元気な姿を見せてあげれるんやったらええかなぁ~?

masakeron-love


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」