ハンバーグや肉じゃが、最近人気のたまねぎ氷など様々な料理に使うたまねぎ
たまねぎが入るだけで甘味が加わり味がマイルドになりますよね。
そんなたまねぎも調理するのは少し大変です。
なぜなら、涙がでるからです。
玉ねぎを切るとき、涙がでない方法
先人達は少しでも涙が出ないように様々な技を考えだしてきました。
- 包丁をよく研ぐ
- 鼻栓をする
などなど…
でももうそんな努力をする必要がなくなるかもしれません!
普通に切っても涙が出ない玉ねぎを発明
2013年のイグノーベル賞化学部門にたまねぎを切ると涙が出てくる成分を解明したハウス食品のソマテックセンター研究主幹の今井真介さんらが受賞されました。
今までたまねぎを切ると涙が出る成分は、たまねぎの風味と同じ酵素で作られていると考えられていたのですが
今回の受賞された今井さん方の研究で涙が出る成分は別の酵素から作られていることがわかりました。
それでその酵素が働かないようにしたたまねぎを作ったところ涙がでないたまねぎがついにできたのです。
…ただ、遺伝子組み換えで作ったので今のところ誰も食べることができないそうですが、もうしばらくは涙が出るたまねぎで料理をしないといけない用ですね…
早く私たちが食べれる形で完成してくれたらいいのですが。
イグノーベル賞とは?
そもそも今回受賞されたイグノーベル賞とはなんなのでしょうか?
よくテレビ等で耳にするので名前だけは知ってるけど
実際どんな賞なのかはイマイチわからんという方も多いと思います。
私もなんだか面白い賞くらいのイメージしかありませんでした。
調べたところ、イグノーベル賞は
に与えられる賞で1991年にできました。意外に新しい賞なんですね。
イグノーベル賞も本家のノーベル賞と同じで様々な部門があり、毎年10月に授与されます。
そして面白いのは普通の研究だけでなく、皮肉な意味をこめての受賞もあるということ。
水爆の父として知られているエドワード・テラーも1991年に
ということで平和賞を受賞しました。
他にもたくさんあります。
こういう理由で授与された方は激怒されることも多く、授賞式に出席されない方もかなりいるとか…
まぁそれはそうですよね。
ちなみにこのイグノーベル賞、日本人7年連続で授賞しています!
2004年にはカラオケを発明したことに対しての授与もありました。
イグノーベル賞を見ていると世の中にはこんな研究をされてる方がいたのか、と驚かされます。
人間どんな研究でも極めると凄いですね。
来年はどんな研究に対して授与されるか今から楽しみです。
玉ねぎが出ない玉ねぎが出来たやって!
凄いなぁ~
カレーを作るのに涙流しながら作らんでええようになるのももうすぐやな!