メンタル

瞑想を始めて1ヶ月。変化したことと、何も変わらなかったこと

Written by 言祝(kotoho)

成功者になりたい

成功者はみんな瞑想をしている?

  • スティーブ・ジョブス
  • ビル・ゲイツ
  • イチロー
  • マドンナ
  • クリント・イーストウッド
  • ヒラリー・クリントン
  • 稲森和夫
  • 長嶋茂雄

これらの人々は説明の必要もないぐらいの著名人、そして成功者です。

彼らに共通しているものは何か?

それは

瞑想を実践している

ということ。

筆者が瞑想を始めたのは、このようなネット上の記事を読んだからです。

筆者ももう人生の折り返し地点にさしかかっています。著名人でもないし成功者でもない。でも、できれば成功者になりたい。

筆者は、周囲があきれるほど単純です。瞑想したら成功者になれるんだったら、瞑想しよう、と思い立ちさっそく始めました。

すぐに挫折する。

瞑想と言えば、誰もが思い描くのが、そう、あぐらをかいて、手でわっかをつくり目を閉じるあのおなじみのポーズ。

筆者もこのポーズで瞑想を始めました。

複式呼吸でゆっくりとした呼吸を維持し、頭の中を空っぽにする。ところが、全然空っぽになりません。

「ああ腹減ったなあ」

「そうだ、これ終わったらメールチェックしよう」

「明日の会議、大丈夫かなあ」

「疲れたなあ」

「タバコ吸いたい」

「そういえば、タバコがなくなりそうだったんだ、あとで買ってこよう」

もう雑念のオンパレードです。

こんなことしてるんだったら、寝っ転がって本を読んだほうが、よっぽどリラックスできます。

1日目でいきなり壁にぶち当たってしまいました。



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続けるために

楽な姿勢で

これではいけないといろいろと調べてみると、日常的に瞑想を行うためのヒントがいくつか見つかりました。

まず、

『自分がリラックスできる姿勢であれば、必ずしもあぐらをかいて、目をつぶるスタイルにこだわらなくても良い』

ということ。

それが一番リラックスできるというのであればイスに座って、目を開けたままでもいいそうです。

極端な例ですが立ったままの姿勢が一番リラックスできるのであれば、それでもOKなのだそうです。

思い浮かんできた雑念を客観視する

そして、筆者が真っ先に陥った「雑念」については、ムリに頭から追い出そうとしなくてもいいそうです。

コツは「雑念を客観視」すること。要は他人事と思えばいいのだそうです。

「へえー、お腹が減ってるんだ」

「へえー、メールチェックしたいんだ」

こんな具合にです。

このように受け流していくうちに、少しづつ雑念が減っていくようです。

また、自分の呼吸に意識を向けると、雑念が浮かびにくくなるとのこと。

効果が現れた!

瞑想を続けて変化したこと

筆者の場合、まずは継続することを目的として、

「本当にこれでいいのかな」

と思うぐらい身構えずラフな気持ちで瞑想を続けました。

イスに座って、目はつぶらずにろうそくの火を見つめるというスタイルに落ち着きました。

ろうそくの火を見つめるというのもネットに書いてあった方法なのですが、筆者の場合これが一番落ち着くし、集中できるようなのです。

瞑想する時間は特に定めませんでした。早いときは2~3分、長いときは20分弱、とにかく継続させることが最優先なので、気分が乗らないときはさっさとやめてしまいました。

行う時間帯は朝と夜。最初の一週間ぐらいは特に自覚できる効果は現れませんでした。

2週間ぐらいすると、少しづつ効果が現れてきました。

感情的にならなくなった

まず、感情的にならなくなりました。

例えば仕事でトラブルが発生したとしても、妙に落ち着いて対応できるようになったのです。

トラブルの当事者が自分だったとして、以前はパニくってばかりいましたが、瞑想を始めてから、いい意味で冷静に考えることができるようになったのです。

また、イライラすることが減りました。筆者はかなり短気で、些細なことで機嫌が悪くなるのですが、これが目に見えて減りました。

例を挙げると、狭い道をノロノロと高齢者が歩いていて、追い越すことができなかったことがありました。

以前の筆者なら強引に追い越していったはずですが、

「この人よりゆっくり歩けば問題ない」

と思い、事実その通りの行動をとったのです。

これには驚きました。まったくイラつくことがなくなったとは言えませんが、目に見えて減りました。

映画の好みが変わった

また、映画の好みが変わりました。筆者は週に1回は映画館に足を運ぶほどの映画マニアです。

しかも好きなジャンルはコテコテのアクションもの。

CGを使ったSFっぽい映画は絶対に見逃しません。それからもっとも好きなのがホラー映画。

はっきり言って好きな映画のジャンルはかなり偏っています。

でも瞑想を始めてから映画の好みががらっと変わりました。

それまで絶対に観なかった、恋愛ものやヒューマン・ドラマなどを進んでみるようになったのです。

しかも感動的な場面では泣いたりしてします。逆にあまりホラー映画は見なくなりました。

変化しなかったこと

集中力は高まっていない

瞑想のメリットとして多くの人が「集中力が高まること」を挙げています。

筆者もこれを期待していたのですが、今のところ全然集中力は高まっていません。

筆者は集中力が無い、と言ってもいいぐらい飽きっぽいのですが、瞑想を続けても全く変化の兆しがありません。

ストレスは減っていない

次に「ストレスが減る」というメリットもよく語られますが、筆者の場合これも変化はないです。

不思議な体験はない

それから瞑想を続けているうちに不思議な体験をしたという話を時々聴きます。

神様や天使、守護霊というような存在とコンタクトがとれるようになったという「アンビリーバボー体験」のことなのですが、これも全然経験していません。

というかそんな経験したくありません。守護霊とか怖そうです。

「お前はいい歳をして何やってんだ」

とか説教されそうです。

こういった不思議な体験はやっぱり霊感が備わっているからなのであって、瞑想したからどうこうということでないような気がします。

筆者は霊感は全くないので「アンビリーバボー・デビュー」は永遠に来ないでしょう。

成功者になれるのだろうか?

さて瞑想初心者である筆者ですが、劇的ではないもののちょっとした変化を体験できています。

でも筆者の最終目的は成功者になることです。「ニューズウィーク」の表紙を飾ったり、「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたりすることが目的なのです。

えっ、動機が不純ですって?

そうですかねえ。まぁ、とりあえず今日も瞑想してみます。

まさケロンのひとこと

「仕事でトラブルが発生したとしても、妙に落ち着いて対応できるようになった」
ってところから、『本番に強い人』になるためにも、瞑想は有効だと思うんだ!

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」