パソコンの寿命も縮める?
喫煙は環境に配慮しなければならない
いうまでもなく喫煙者にとっては肩身の狭い世の中です。
公の場では、ほぼタバコを吸うことはできなくなりました。喫煙所も姿を消しつつあります。特に屋外の喫煙所は急速に消滅しつつあります。
これは、周囲の非喫煙者に配慮したものであることは明らかです。
受動喫煙を防ぐため
ですね。個人的には屋外で吸うのが好きなのですが、はっきりいってタバコを吸わない人に迷惑がかかるので、仕方ありません。
喫煙所があるだけでもありがたいという感謝の気持を持たなければいけませんよね。
周囲に配慮するのは愛煙家が守るべき最低限のマナーです。
パソコンは文句を言わないが…
それで、ふと疑問に思ったことがあります。
タバコってパソコンにも悪影響を与えるものなのでしょうか?
タバコを吸いながらパソコンで作業をすると、それが原因で壊れてしまうようなことがあるのでしょうか?
文句を言わずに黙々と働いているパソコンですが、実は心のなかで、
「タバコは外で吸ってくれよ」
などと思っているのかもしれません。
「あなたの健康を損ねる恐れがあります」
とタバコのパッケージに記載されていますが、
「あなたのパソコンが壊れやすくなる可能性」
はあるのでしょうか?
ちなみに筆者は自宅でも、職場でもタバコを吸いながらパソコンを操作したことはありません。
というよりもできない環境なのです。自宅ではタバコは禁止されているし、会社では喫煙スペース以外の喫煙は認められていないからです。
ヤニはパソコンにも影響を与える
パソコンも受動喫煙する。
ネット上にはこの問いに対する様々な意見がありましたが、結論からいえばタバコはパソコンにも悪影響を与えます。
程度の差はありますが、タバコの影響で寿命が短くなる可能性は充分あるのです。
デスクトップであれ、ノートであれパソコンには冷却用のファンが付いています。
このファンがタバコの煙を吸ってしまいます。
その結果
「ヤニ」
がパソコン内部に付着し、不具合を起こす原因となり得るのです。
「ヤニ」には粘着性があります。基板に付着して不具合の原因となったり、ファンに付着して冷却効果が損なわれたりするそうです。
筆者は初耳でしたが「ヤニ」は電気を通す性質があるのだそうで、ショートの原因にもつながるとのこと。
「パソコンの受動喫煙」
というわけですね。
最大の予防策は「吸わないこと」
タバコの煙からパソコンを守る最大の方法は
「パソコンのそばで吸わない」
ことです。
まあ、あたりまえといえばあたりまえですが。とはいうものの仕事で作業しているときは、ついたばこを吸ってしまいがち。
そんなときは灰皿を出来るだけパソコンから遠ざけると良いそうです。
もしくは、ちょっとコストは掛かりますが空気清浄機を設置して、可能な限りパソコンが煙を吸わないような環境を作ってあげてください。
受動喫煙はヒトだけじゃなくてモノにもいえることなんだね。粘着性があって電気も通すとか、ヤニおそるべし。。