冬の星座で有名な
オリオン座
この星座をみつけるのって結構簡単ですよね。
私もこの星座だけは、見つけることが出来ました。
冬にふと夜空を見上げると、ぱっと目につく星座で皆さんご存知だと思います。
しかし、このオリオン座の一番星ベテルギウスが近い将来、超新星爆発を起こして消滅するらしいです。
つまり、冬の大三角形もなくなるということになります。
天文学ファンの方々はとてもショックでしょう・・・
オリオン座のベテルギウス
オリオン座は、冬の夜に見ることが出来る星です。
南の空の中心部で見ることができます。
斜め1列に並んでいる3つの星が特徴で、その左上に一番光輝く赤い星が
一等星べテルギウス
です。
べテルギウスは、地球から645光年もの距離があり、表面温度は3800度もあります。
大きさはなんと
約8.2億km
実に太陽の
500倍以上
5年半くらいの周期で大きくなったり小さくなったりしていて、それに伴い明るさも0.0等から1.3等まで変わるのです。
べテルギウスが消滅!
オリオン座の星たちの中でも、一番寿命が近づいている星が「ベテルギウス」です。
このベテルギウスの大きさが、ここ15年の間に約15%も縮んだことが観測結果に出ており、超新星爆発の時期がかなり近づいていると推測されます。
超新星爆発とは
超新星爆発は簡単にいうと、恒星が一生を終えるときに起こす大規模な爆発です。
現在、私達が住んでいる銀河系の中では、100年~200年に一度の割合で発生していると言われています。
また、ひとつの銀河系では平均40年に1度の割合で発生していると考えられているのです。
地球への影響は?
超新星爆発がおこるとガンマ線のが放射されます。
これにより
5光年以内の生命体は全滅
ちなみに1光年の長さをメートルに直すと
460,730,472,580,800m
数字が大きすぎてよくわからないですね・・・
メートルになおすと約460兆mになります。
そして、25光年以内の生命体は半滅
50光年以内の生命体は壊滅
という説があります。
地球とベテルギウスの距離は645光年なので影響は皆無では無いでしょうか?
しかし、仮説なので実際にどんな影響が出るかは想像が出来ませんね。
それと、今まで観測されてきた超新星爆発の中で一番近くで起こるそうです。
今までの超新星爆発が観測された距離は
3千3百万光年とか・・・
これ、645光年が近く感じますね。
地球に何らかの影響が出てもおかしくない距離だなと私は思いました。
とにかく、美しい夜空から星がひとつ消えようとしているのは寂しいですね。
オリオン座がなくなるやって!?
冬の風物詩の一つがなくなるんは辛いなぁ~
それに、地球に少なからず影響がありそうやから怖いな・・・