仕事でついつい無理をしていませんか?休憩をとらなかったり、ご飯をとらなかったり、休みをとらなかったり、肉体的な無理は、精神的な無理となり、いつかあなたを潰します。
とはいえ、無理をしてしまう人というのは、基本的に、真面目で熱心な方なので、「無理をしないで」と言われてもそうできないのが実情でしょう。
今回はそんな人にむけて、
「仕事で無理をしない」ということも仕事のうち
ということを3つの理由で説明していきます。
他人のペースを大切に
悪質なマイペース
1人が無理をしたら、いつのまにかその人が基準となってしまい、みんなが無理をしてしまうことになってしまいます。仕事のスタイルは人それぞれのものなのに、あなたがマイペースを保ってしまっているせいで、周りに無理をさせてしまうことになるのです。
人に言われたら末期
「無理をしないで」と周りの人に言われたら、「これはまずいな」と思いましょう。
なぜなら、「無理をしないで」と言っている人は、あなたを気遣っている半分、
「あなたが頑張りすぎて、周りのペースを崩している」
と忠告してくれているのです。
仕事をやり切るために
あなたの穴はだれが埋めるのか
仕事はやりきってなんぼのもんです。仕事に穴をあけてしまうことが、一番周囲に迷惑をかけてしまいます。仕事の穴を埋めるために、誰かが、特にリーダーが無理をしなければならなくなるからです。冒頭にも書いたように、仕事で肉体的な無理をすると、必ずあとから響いてきます。若い社会人は特に要注意です。
仕事で潰れるのは習慣化する
仕事をやりきれないと悪循環に陥ります。というのは、仕事をやりきれなかったという罪悪感から、つぎはもっと頑張らなくてはと思い詰め、次もまた無理をして、そしてまた仕事をやりきれなくなるということです。
そして、あなたは、仕事を完遂出来ない人という評判が定着してしまい、仕事を任されることがなくなってしまうでしょう。
クオリティの維持
リーダーや上司の負担を減らそう
仕事の品質を、自立的に、一定に保てる人は、リーダーや上司にとってつかえる人間です。なぜなら、仕事の品質管理のために、頭と心と時間をつかう必要がないからです。
ところが、無理をする人間というのは、肉体的に無理がたまってくると、仕事の品質がどうしても粗くなってしまいます。そして、その粗さには自分でなかなか気がつくことができません。
自分ブランドをつくりあげよう
仕事の品質を保つことは自分のためでもあります。あの人に頼めば、確実に仕事をしてくれるというブランドをつくるということです。確実に仕事をしてくれるだけでなく、気持ちよく仕事をしてくれるということも重要です。
無理をしている人というのは、自分では気づかないうちに、対応や態度が粗くなっているので、仕事を頼みづらいオーラをだしてしまうのです。
「仕事を一生懸命、命を削ってやっているオレってかっこいい」
なんて思っていませんでしたか?それは、こんかい3つの理由で述べたように大間違いなのです。仕事で無理をしていると、結局のところ、かっこ悪い自体を招いてしまうのです。
昔は、企業戦士という言葉があったように、過労死するまで仕事をするのがかっこよかったのかしれません。しかし、今はもはやそんな時代ではありません。みんなが楽しんで仕事をするようになりました。楽しんで仕事をしようとしているのに、無理をしている人がいると、周囲の人はプレッシャーを感じてしまうし、安心できないし、その人を信頼もできないのです。
時代の流れにもっとあわせていきましょう。「無理しないで」と言われたら素直に従うということも、重要な仕事のスキルの一環なのです。
無理しないように、とはいっても自分がやらざるをえない状況ってあるよね。そういう状況にならないようにうまいこと仕組みづくりができる人になりたいもんだ。