主婦にとって每日のメニューを考えるのは結構大変。
家族に
「何を食べたい?」
と聞いても、
「なんでもいいや」
というやる気のない返事が返ってきて憤りを感じることもしばしば。
そこで今回は、前日のメニューを考えれば、自動的に翌日のメニューができてしまうような楽ちんでスマートなつかいまわし料理を5つ紹介します。
ハンバーグ
ハンバーグでカレーをつくる
「ハンバーグ」と聞いただけで、子どもはテンションがあがるはず。そして、翌日は「カレー」となれば、もっとテンションがあがること間違いなしです。
作り方は簡単。ハンバーグのタネをつくったら、そのタネをラップで密閉して、一日置いておきましょう。それをミートボール状にして、カレーの肉に使うのです。
リーズナブル&ボリューミー
ハンバーグの材料はひき肉なので、通常のお肉よりもリーズナブルにカレーをつくることができます。ひき肉は特売になることも多いので、主婦にとっては嬉しいことこのうえなしです。また、ごろっとしたお肉がカレーのなかに入っているので、通常のカレーよりも肉を食べている感じがして、ボリューム感満点です。
おでん
おでんでけんちん汁
寒い時期の定番料理のおでん。しかし、せっかくつくったおでんも、具材がけっこう残ってしまうことがあるのではないでしょうか。そんな時は、けんちん汁に変えてしまいましょう。
作り方は、2ステップです。まず、おでんの具材を小さく切っていきます。そして、吸い物をつくって、そのなかに入れていくだけです。豆腐や青ネギを入れると、よりいっそう美味しくなります。
焼き魚にぴったり
冬は魚が美味しい時期です。特売になることも多いのではないでしょうか。特にサンマなどは秋冬の定番として家族も好むはずです。そんな時に、あと一品としてけんちん汁は相性がぴったりな料理です。
肉じゃが
肉じゃがでグラタン
おふくろの味として定番の肉じゃが。じゃがいもは季節を通して価格が安定しているのも魅力的です。そんな肉じゃがを、子どもに人気のグラタンに変えてしまいましょう。
作り方はこれも2ステップです。まず、肉じゃがの具材を、ざっくりと潰していきます。次に、それを耐熱容器に入れ、ウィンナーなどを入れたうえに、パン粉とチーズをのせて、オーブンで焼きます。
夜食にぴったり
受験シーズン、夜遅くまで勉強している子どもはお腹が減っているはずです。そんな時に、ほっこりとあたたまる肉じゃがグラタンを食べさせてあげてはどうでしょう。手間はかからないので、すぐに作ることができます。
サンマ
サンマの唐揚げからの南蛮漬け
秋冬の定番サンマをつかった料理です。
まずサンマの唐揚げをつくります。さばいたサンマを唐揚げにするだけです。これを翌日には南蛮漬けにしてしまいましょう。方法は、酢・砂糖・醤油でつくった南蛮酢に、一晩つけておくだけです。南蛮酢と一緒に、タマネギ・ニンジンの薄切りも入れておきましょう。
さっぱりとした朝食
南蛮漬けはさっぱりとした朝食に最適です。和食にももちろん合いますし、キャベツの千切りを添えれば、意外とパン主体の洋食にも、マリネのような感覚でマッチします。
とり肉
とり肉の唐揚げからの酢豚もどき
とり肉のから揚げも子どもに人気の料理です。
とり肉の唐揚げを作った翌日には、酢豚もどきをつくりましょう。もどき、というとイメージが湧きにくいかもしれませんが、酢豚の豚肉を、とりにくに置き換えたものです。
作り方は、ゆでたピーマン・ニンジン・タマネギを、一口大に切ったとり肉の唐揚げと一緒に、甘酢・片栗粉で炒めるだけです。
リーズナブル
とり肉はリーズナブルなお肉の代表格です。豚肉をつかうとちょっとお高くなってしまう酢豚を、リーズナブルにつくってしまうことができるのです。酢豚もどきにしてしまうと、案外、豚肉ととり肉の区別は付きづらくなります。しれっと出して、家族を満足させましょう。
そもそもの料理が簡単なうえに、翌日のメニューも簡単に決まってしまうメニューを5つ紹介しました。色々と頭を悩ませる事の多い主婦の方も、こうしたつかいまわしメニューを活用して、日々のメニューを考える労力から解放されましょう。
毎日料理を考えるのってすごいことだと思うんだよね。まさケロンにはできないよ〜。