6月生まれ 誕生石・パワーストーン

真珠は石じゃないけどパワーストーン?6月の誕生石の疑問

Written by すずき大和

誕生石とは、月ごとに定められた宝石のことです。

誕生石は国によって若干違い、複数種類定められていることも多いのですが、6月の誕生石として多くの国で共通しているのはパールです。

ん?パールって真珠のことですよね。

真珠って石じゃありませんが、宝石なんでしょうか?

金や銀やプラチナは貴金属ですが、「宝飾品」として宝石屋さんでも扱っています。

同じく真珠やサンゴも宝飾品なので、誕生石に入れてもいいのでしょうか?

そもそも、誕生石ってどういう理由で決まっているのでしょう?

違和感なく受け入れていましたが、パールは誕生“石”でいいのでしょうか??



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宝石とは、パワーストーンのこと

綺麗な石には神秘の力が宿っている

太古の昔、人類がまだ超自然的な力の存在を信じていた頃、特別に美しく見える鉱物などには、特別な力が宿っていると、多くの文化で考えられていました。例えば、ヒスイや水晶は、東洋でも西洋でも、お守りや呪術の道具として使われていました。

特殊な力が宿っている鉱物のことを、日本では

「パワーストーン」

と呼んでいます。

ちなみに、これは和製英語です。ほぼすべての宝石には神秘の力が宿っていると解釈されていますから、英語には特に匹敵する言葉はなく、普通に

  • 「Crystal(クリスタル)」 ←“鉱物結晶”のこと
  • 「Gemstone(ジェムストーン)」 ←“宝石”のこと

と呼ぶだけです。

宝石は石だけじゃない

クリスタルは鉱物ですが、ジェムストーンや宝石という場合は、

“普通の石とは違う、特別に美しい天然の塊”

を総称することが日本でも海外でも一般的です。鉱物だけでなく、

  • 真珠
  • サンゴ
  • 琥珀(こはく)

などの生物由来の塊も、ジェムストーン、宝石、そしてパワーストーンと呼ばれています。

宝石の条件としては、簡単に腐ったり風化したりして無くなってしまわない“耐久性”が大事なので、鉱物の呼び方として、

“モース硬度(硬さの単位)が7以上の鉱物を「宝石」と呼ぶ”

という国際規格があるそうです。モース硬度7というのは、ほこりの中にたくさん入っている石英(せきえい)という石の粒の硬さです。つまり、放置しておいても劣化しない硬さが求められる、ということです。ルビーやダイヤは7以上です。

ただ、そんなに硬くて美しい鉱物は、比較的限られており、外観が美しく、希少性がある鉱物でも、ヒスイやトパーズのように硬度7に満たないものもあります。

そして、真珠やサンゴや琥珀は鉱物でもありませんから、当然柔らかいし、酸や熱で変色したり、解けたりすることもあります。

が、宝飾品は、大事に大事に保管される類のものですから、希少性や美しさのほうが尊重されるため、一般的にはみな宝石と呼ばれ、パワーストーンとして扱われているのです。

誕生石は、守護石

誕生石はどうやって決められた?

現在、誕生石といわれている宝石は、20世紀にアメリカの宝石商が定めたものを基準にして、国によって多少のアレンジが加えられたラインナップになっています。生まれ月ごとに数個の誕生石が決まっていると、販売促進しやすくなるからです。

実は、宝石にスピリチュアルなパワーを感じていた西洋人は、同じく古代から伝わるスピリチュアル文化の代表、占星術のサイン(生まれ星座)によって、守護となる宝石

「守護石」

がある、と考えていました。

人々は、自分の守護石を身に着けたがる傾向がありました。が、この守護石の判断が、占星術師の解釈や土地によってかなりバラバラでした。

今も、「星座石・守護石」で検索すると、たくさんの異なるガイドが見つかります。同じ星座に10個以上守護石があったり、同じ宝石が複数の星座の守護石だったりします。

宝石商は、この煩雑な守護石を簡単に整理して、サインではなく月ごとに誕生石を決めたのです。選んだ基準は、大昔のユダヤ教に由来するとか、諸説ありますが、結果的に希少価値が高く、人々に人気の高い石(つまり商品としてよく売れそうなもの)が選ばれています。

6月生まれの守護石は?

ということで、誕生石とは、

“その月に生まれた人を守ってくれるパワーストーン”

と解釈できるかもしれません。

多くの国で6月の守護石とされている

  • パール
  • ムーンストーン

は、実はかに座生まれ(6/22~7/22生まれ)の守護石とされている案内が大変多いのです。誕生石に選ばれたのは、そんな影響もあったと思われます。

ちなみに、6月前半の双子座生まれ(5/21~6/21生まれ)の守護石は、アレキサンドライトという情報が多いので、6月の誕生石にも

アレキサンドライト

を加えて紹介する案内もあります。

石じゃなくても守護力は凄いんです

パールは、大昔から人々、特に女性から愛されてきました。今も大人の女性のたしなみとして揃える貴金属といえば、「金・銀・銅」ならぬ

「金・銀・パール!」

なんていわれています。

ダイヤモンドやルビーなどの天然石と違って、シミや変色をしやすいので、お手入れに気を遣いますが、6月生まれの人を護る力に満ちた立派なパワーストーンです。石じゃないけど、誕生石として認定されるにふさわしい宝石なのでした。

まさケロンのひとこと

パール(真珠)の人気はすごいもんね。守護力だけじゃないもんね。
パワーストーンの枠を超えたパワーパール!!!!!!

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。