みなさん毎日歯磨きしていますか??
一日三回しっかりしている人、仕事の都合で二回しかできない人など様々だと思います。その際に使用するのは歯ブラシと歯磨き粉ですよね。小さい頃から歯磨き粉を使用し、気づいた頃には歯磨き粉なしではなんとなく嫌だなと思うようになっています。
その歯磨き粉とはなんなのでしょうか。どんな成分でなんで歯が綺麗になるのか、また毎日少量は飲み込んでいそうですが体に影響は出ないのでしょうか。今回はそんな歯磨き粉についてのお話です。
歯磨き粉とは
歯磨剤(しまざい)は、歯磨きの際に使用される製品である。 一般的に使用される物はチューブ入りのペーストで、練歯磨剤(練り歯磨き)とも呼ばれている。 かつては粉状の歯磨剤を使っていた時期があり、歯磨剤全般を「歯磨き粉」とも呼ぶ(ウィキペディア参照)
「歯磨剤」と呼ぶらしいです。今まで歯磨き粉しか聞いたことがありませんでしたが、歯磨剤が正式名称みたいです。しかし今回はみなさんに馴染みのある「歯磨き粉」で話を進めさせて頂きます。
どうして歯が綺麗になるの??
歯磨き粉には「研磨剤」が含まれています。
この研磨剤により歯の表面を削りながら綺麗にしています。削っているといっても歯が自然に回復する程度ですのでご心配なく。表面を削って綺麗にし、そこが再生するといった流れで歯は綺麗になっています。
しかし、カルシウム不足等で歯の状態が悪い時には削れすぎてしまう事はあります。このような削れすぎを防止するために、研磨剤を使っていない歯磨き粉もあるので、気になる方は研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使用してみてはいかがでしょうか。
歯磨き粉は健康に悪い!?
物によっては悪いです。なぜかというと歯磨き粉には「ラウリル硫酸ナトリウム」という泡立ちがよくなる成分が配合されているものがあり、この成分は体に害をもたらします。この成分の良くないところは飲み込んでしまわなくても、粘膜から体に吸収されてしまうことです。
この成分は粘膜から血管へと侵入し、心臓や肝臓、目の裏に蓄積されます。目の裏に蓄積されたこの成分は白内障などの病気を引き起こす原因とされているので注意が必要です。
少し面倒くさくてもラウリル硫酸ナトリウムが配合されていないものを探し、使用することをお勧めします。
一日何回磨けばいいの??
これについては様々な意見があります。しかしどの意見も夜寝る前の歯磨きは重要とされています。寝ている間に菌が繁殖してしまい、虫歯や口臭の原因とされているからです。
また磨きすぎもよく無いそうなので、多くても三回にした方がいいようです。朝起きたては気持ちが悪いので磨いて、あとは夜寝る前に磨いておけば虫歯対策はしっかりできそうですね。
仕事中のお昼やすみや、学校の昼食後などに磨くのははぶいてしまっても問題なさそうです。口臭が気になる方は口をゆすぐだけでも全然違うので、試してみてください。
高い歯磨き粉は安いものと何が違うのか。
高い歯磨き粉にはいい成分が入っています。
有名なのが「薬用ハイドロキシアパタイト」という成分です。
この成分が初期虫歯を防ぎ、歯の再石灰化(歯を元の健康な状態に戻す現象)してくれます。
フッ素も注目を集めていましたが、フッ素に含まれる毒の成分が心配され代役として出てきたのが薬用ハイドロキシアパタイトです。この成分はフッ素にも劣らない再石灰化の能力を持ちながら安全性が高いものとされています。
再石灰化以外にもいい効果が!!
再石灰化の効果以外にも、
- ホワイトニング効果
- 口臭予防
- 歯周病予防の効果
もあります。歯磨き粉だけでできることには限界がありますが、安い歯磨き粉に比べたら優れています。
また、高い歯磨き粉はラウリル硫酸ナトリウムを含んでいません。そのため若干泡立ちが悪いですが、安いものよりかはいい成分が入っているので、磨いた感が薄くてもしっかり綺麗になっています。
少し高くてもこだわろう
なんとなく日常で使う消耗品なので安いものに目がいきがちですが、少しだけ高いものを使うことにより、一生ものの歯を少しでも健康に保つことができます。皆さんも今使っている歯磨き粉が使い終わったら、少しこだわったものを買ってみてはいかがですか??
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
歯磨き粉っていろいろありすぎてよくわからないけど、高いやつにはそれなりの成分が入ってて安心なのか~。