みなさん『氷河期』って聞いたことありますか??
歴史を学ぶ上で少しは耳にした事があるのではないでしょうか。
恐竜が絶滅したのは氷河期を迎えたからだともいわれています。恐竜がが絶滅するほどの寒さとはどれだけのものだったのでしょうか。またなぜ氷河期に突入したのでしょうか。
今回はそんな氷河期に注目してみました。
氷河期はどれだけ寒いの!?氷河期の怖さとは。
氷河期とは
氷河時代(ひょうがじだい、英語: ice age)は、地球の気候が寒冷化し、地表と大気の温度が長期にわたって低下する期間で、極地の大陸氷床や高山域の氷河群が存在し、または拡大する時代である。
氷河期の気温はどれくらい??
氷河期の気温は現在の平均気温より8~10度低かったといわれています。
平均気温が5度とかの世界だったそうです。
あれ??
想像してたより気温は高めですね。
氷河期というくらいだからマイナス40度とかの世界を想像していた方もいるのではないでしょうか、僕もそうでした。
しかし、何万年もその気温が続けば厳しいものになるのかもしれません。
太陽の光は差し込んでいなかったの??
氷河期に太陽の光は届いていました。
確かに平均気温5度くらいと考えると太陽の光は届いた事がわかります。ちなみに太陽の光が届かなくなると地球の温度はマイナス200度とかの世界になるようです。
氷河期を迎えた事で恐竜が滅んだ。
一説によると、氷河期を迎えた事で恐竜が滅んだといわれています。
平均気温が10度ほど下がっただけで生命の危機に直面するのか?
という疑問が湧きますね。
恐竜の主食であった巨大イカなどの数が、氷河期を迎える事で圧倒的に減ってしまったのが原因という説があります。
確かに恐竜自体は寒さには耐えられたかもしれませんが、食べるものがなくなってしまっては生き延びる事ができません。
地球はなぜ氷河期を迎えたのか
地球自体に原因がある
地球の傾きや軌道が氷河期に入る原因になっているという説があります。
- 木星の重力の問題
- 太陽と月の関係
などが何万年という時の中で少しずつズレたものが地球に影響し、氷河期に突入するようです。
太陽の運動に左右されたから
太陽は常に一定のエネルギーを放出しているわけではありません。
太陽の運動にも多少なりともブレがあります。
太陽の熱を頼りに存在している地球としてはその太陽のブレ、太陽の運動が少なくなった時に気温が下がるのは当然の事です。
今氷河期が来たら人間にどんな影響が??
そもそも人は生き残れるのか
人間は氷河期を生き残れます。
実は江戸時代にも約70年の期間、プチ氷河期が訪れていました。しかし人間は何事もなく生きています。江戸時代より現在の方が作物を育成する技術や、暖房の技術、エネルギーを生み出す技術など寒い中での生き方の知恵がついています。
今氷河期が訪れても人間は生き残る事ができます。
輸入が困難になり、食料難の可能性がある
日本の食料は輸入に支えられています。
しかし氷河期に突入し、輸入がしづらくなると食料難に陥ってしまう可能性もなくはないです。
輸入する際に使われている船等が動けなくなるような状況になるとは思いません。しかし気温が下がる事で作物にいい影響が出ることはありません。
量が生産できなければ他の国に輸出できる量も減りますので、日本が輸入できる食料も少なくなり食料難になってしまう可能性があります。
ウイルスの蔓延
日本の冬を想像していただければ分かる通り、寒い時期にはウイルスが広がります。
氷河期に入れば長い時間ウイルスが過ごしやすい環境になりますので、ウイルス性の病気が慢性的に広がります。
新たなウイルスでも発生し感染した時には、少なからず生活に支障が出てしまいそうです。
氷河期を迎えたくはないが、人間は強い
いかがでしたでしょうか。氷河期がもたらす被害の大きさは「期間」が鍵になると思います。短期間でしたらそこまで苦労しないと思いますが、何百年という期間続いてしまえば地球全体に何かしらの支障がでてきます。
しかし人は強いです。何度も氷河期を乗り越えてきたように、次に氷河期を迎えてもしっかりと生き残るでしょう。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
一年中スノーボードできるラッキ~!とかポジティブな人もあらわれそうだよね。
人は強い!!