宇宙には、光をも吸い込む程の重力を持った「ブラックホール」というものがあると言われています。
しかし、2014年1月22日に
ブラックホールは存在しない
という論文が、スティーヴン・ホーキングさんという物理学者によって書かれました。
ですが、「これまで考えられてきたようなブラックホール」が存在しないだけであって、もしかしたら別の形で発見されることがあるかもしれません。
そこで今回は、ブラックホールについてと、何故存在しないと言えるのかについて紹介したいと思います。
ブラックホールとは?
ブラックホールとは、ものすごい高密度でものすごく大質量の天体のことを言います。
非常に重力が強いため、物質はもちろん光さえ脱出でき無くなってしまうのです。
アメリカの物理学者「ジョン・ホイラー」によって1967年に名付けられました。
それまでは、「collapasar(コラプサー)」と呼ばれていて、破壊した星という意味を持っています。
ホワイトホール
ホワイトホールとは、いわばブラックホールの出口みたいなものです。
ブラックホールと同等の重力を持ちブラックホールから吸い込まれたものが、再び引き戻されると言われています。
ホワイトホールとブラックホールは同じ物体であると考えられてもいるのです。
あくまで仮説であって、存在の確認はされていません。
ブラックホールの観測
ブラックホールは、2011年9月5日に国立天文台とJAXAによって、世界で初めて位置を特定するこが出来ました。
地球から約5440万光年離れたところに確認出来たそうです。
銀河に潜んでいる超巨大なブラックホールを、電波観測により観測しました。
ブラックホールは存在しない理由
このブラックホールは存在しないという考えは、あくまで
今までブラックホールは、物質だけでなく光さえ脱出することが出来ない天体だと考えられてきました。
しかし、ホーキングさんは、ブラックホールは吸い込んだ物を消滅させるのではなく、新たなかたちで再び空間に放出するものだと考えています。
なので、今まで考えられてきたブラックホールは存在しないということになるのです。
私はもしかしたら、新たな形でブラックホールの存在が発見される可能性があるのではないかと考えています。
宇宙ってのはまだまだ発見されてないことが多いから、これからも多くの発見があるやろうなぁ~
地球みたいな星が他にもあるかもしれへんで!