健康・医療

形成手術で3Dプリンタを応用。事故前の顔に復元成功。世界初の試み

Written by 言祝(kotoho)

オートバイ事故で損傷

顔を隠して外出

英ウェールズの第2都市、カーディフに住むスティーブン・パワーさんは2012年交通事故に遭いました。

幸い命に別状はなかったものの、上あごと鼻、両頬や頭蓋骨を骨折。

顔が歪むという後遺症に悩んでいました。

外出時は帽子と眼鏡で顔を隠していたそうです。

そんな生活を続けるなか、このほど顔の歪みを取る形成手術を施すことになり、手術は大成功。ほぼ事故前の顔にもどったパワーさん。

これで顔を隠す必要がなくなったのです。

人生が変わった

人生が変わった

とまで言いきるパワーズさん。

以下のURLに手術前と手術後の比較写真が掲載されていますので、見てみてください。

3Dプリンター


どうですか、まるで別人のようですね。

自己前の顔を取り戻したパワーズさんは

これで自分を隠す必要がなくなった

とBBC(英国国営放送)の取材に対し語っています。

それにしてもここまで見事に事故前の顔に戻ることが出来たというのはよほど優秀な医師が執刀したのでしょうか。

もちろんそうなのですが、今回の手術はそれ以外の秘密があるのです。

CTスキャンデータを元にモデルを作成

推測から脱却

今回の手術には

3Dプリンタ

が活躍しています。

まず頭蓋骨のCTスキャンデータを元に3Dプリンタでモデルを作りました。

そのモデルを元にインプラントをどこに配置すればもとの骨格に戻るかを調査し、施術を行ったのです。

この方法によりこれまで推測に頼っていたインプラントの配置位置が正確に把握できるようになったのです。

担当医師のエードリアン・シュガー氏は過去の手術結果と比べ比較にならないと今回の手術の結果を語っています。

シュガー氏は

この技術なしでは、すべて推測で行わなければならなかった。この技術により今後は良い結果を患者にもたらすことができるようになるだろう

との声明を発表しています。

先端技術を人の笑顔のために使うということ

3Dプリンターは画期的な技術です。

でも困った一面もあります。

米国では単発の銃を作るためのデータが配布されていて、自宅で簡単に銃が作れてしまうというのです。

米国は銃社会ですのでそのことに関して単純に眉をひそめることは出来ないでしょう。

しかしながら先端技術はやはり、今回の手術で使用されたように人の笑顔をもたらすものとして利用するのが望ましいのではないでしょうか。

まさケロンのひとこと

3Dプリンターの応用で整形手術できるってすごいな!
でも、悪いことに使われるのは悲しいなぁ・・・

masakeron-surprised


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」