『ルネサンス三大巨匠』をご存知でしょうか?
ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
ラファエロ
の3名の名を挙げられる方が多いと思います。
実はこの3名はルネサンスが美術の頂点にいた時代にいたことから、「盛期ルネサンスの三大巨匠」と呼びます。
また、それより前には「初期ルネサンスの三大巨匠」と呼ばれている
- ドナテロ
- ブルネレスキ
- マサッチオ
がいます。
一般的には「盛期ルネサンスの三大巨匠」
- ダ・ヴィンチ
- ミケランジェロ
- ラファエロ
の3名が有名ですよね。
ルネサンスの三大巨匠とだけ言われれば基本的に上の3名を指します。
今回はそんな3名の巨匠についてです。
ルネサンスの三大巨匠…
ルネサンスとは?
ルネサンスというは言葉はフランス語で「再生や復活」を意味しています。
また古典時代の文化を復興するための文化運動であり、これは14世紀のイタリアで始まり西欧各国に広まっていきました。
またこの時代のことを指してルネサンスともいいます。(14世紀〜16世紀)
レオナルド・ダ・ヴィンチ
1452年〜1519年
言わずとしれた天才。
画家としてだけでなく、彫刻家、建築家、科学者としての才もありました。
1枚の絵を描く際に大量のスケッチをして、いくつもの構成を考えました。
主な作品として
- 受胎告知
- 荒野の聖ヒエロニムス
- 東方三博士の礼拝
- 窟の聖母
- 最後の晩餐モナ・リザ
などがあります。
ミケランジェロ・ブオナローティ
1475年〜1564年
彫刻家、画家、建築家、詩人として西洋美術のあらゆるものに大きな影響を与えました。
彫刻を完成させるのに膨大な時間をかけていました。
中でもユリウスの墓では多くの仕事をしたため完成するのに40年もかかっています。
主な作品として
- ピエタ
- ダビデ像
- システィーナ礼拝堂天井画
- 最後の審判
- バッカス像
- 聖家族
- モーゼ像
などがあります。
ラファエロ・サンティ
1483年〜1520年
画家、建築家として活躍した。
また多作な作家としても有名で37才で逝去したとはおもえないほどの多くの作品を残しました。
主な作品として
- アテナイの学堂
- 聖母の婚礼
- モンドの磔刑図
- 聖母戴冠の祭壇画
- 三美神
- 聖ミカエルとドラゴン
などがあります。
いずれの巨匠達も後世の芸術家達に多大な影響を与えています。
改めて写真で作品を観るだけでもとても同じ人間が作成したとは思えないほど、緻密で繊細な作品たちは時代を超えて今でも多くの芸術家や美術館などを訪れた人々に感動を与えてくれます。
写真で観るだけでも素晴らしいこれらの芸術を是非生きている内にこの目で見てみたいと思ってしまうことは当然のように感じます。
まさケロンは、絵心はないけど絵を見てたら心が動くところがあるなぁ~
巨匠が描いた絵ってオーラが違うで!