300万回以上の投稿で人気者
86歳の生涯を終える。
ビーター・オークレイさんという英国の男性が86歳の生涯を終えました。
英国中がその死を悼みました。
このおじいちゃん、なぜそれほどの知名度があったのでしょうか。
彼は
インターネットじいちゃん
と呼ばれ、英国の人気者だったのです。
youtubeとの出会い
1927年生まれのオークレイさんは妻に先立たれ、ひとりで過ごしていました。
そんななか2006年にyoutubeと出会います。
geriatric1927のユーザー名でfirst tryという初めての動画投稿を行ったところ、たちまち注目を集めます。
以降400本を超える動画を投稿し一躍人気者となりました。
200万回を超える再生回数
オークレイさんの投稿は、主にカメラに向かって自身が日々のニュースや出来事などを語る日記形式の動画です。
「first try」は
再生回数200万回
を超え、登録ユーザー数は現在までに4万人を超え
となり、インターネットじいちゃんと呼ばれるほどの人気ものになったのです。
生前マスコミのインタビューに対し
と答え、その状況を楽しんでいたそうです。
アクティブなおじいちゃんだった
バンドのメンバーという一面も
オークレイさんにはもう一つの顔がありました。
同年代の仲間たちとバンドを組んで音楽活動も行っていました。
英国営放送への出演をきっかけに知名度を高め、ザ・フーのカバー曲をリリース。
この曲は英国シングルチャートで26位を記録、ドイツやアメリカでライヴを行ったこともあるそうです。
最後の投稿で「さようなら」
そんな充実した晩年を過ごしたオークレイさんでしたが今年2月に末期がんに侵されていることを発表。
最後の動画となった2月12日の投稿では最後に
と挨拶し、8年間に渡る投稿にピリオドをうちました。
オークレイさんはアクティブなおじいちゃんでした。
晩年に知ったyoutubeというメディアを通じて、表現を発信し続けたのです。
その動画は決して派手なものではありませんでした。
カメラに向かって語りかけるというスタイルでした。
もっともオーソドックスな形態ではありますが、ここまでの登録ユーザーを獲得したとうことはオークレイさんの人柄が動画によく現れていたにちがいありません。
オークレイさんの死後、彼の死を悼むコメントが続々と寄せられているということです。
ご冥福をお祈りいたします。
話し方がホンマに優しそうな人やなぁ~
多くの人から、ご冥福の言葉をもらって幸せそうやな・・・