ボンネットを透視
またひとつ車が進化した
筆者は車の免許を持っていません。
人に話すと珍しい、と言われます。
自分でもそう思います。
かなりのマイノリティだと思っています。
どうやらエンジンのついたものをコントロールすることが先天的に出来ない体質のようです。
慣れだよ、とアドバイスしてくれる人もいますが、私の場合は当てはまらないと思います。
自分で言うのも変ですが、私が公道にでたら危険だと思います。
自動車は進化しています、少し前までは高級なオプションだったカーナビも標準搭載されていることのほうが多いです。
他にも前方の障害物を検知して自動で止まるシステムであるとか、後方運転支援用のカメラなど運転者をサポートする技術が次々と開発されています。
そして、新たな技術を
英ランドローバー
が開発したことが報道されました。
この新技術は
ボンネットを透明化する
というもの、本来ならボンネットに遮られて見ることが出来ない前方の道路の状態が可視化されるというものです。
カメラで撮影した映像を投影
この技術はカメラで撮影したボンネット下部の映像をフロントガラスに投影することで実現されています。
これまで確認することが出来なかった道幅や傾斜などがまるでボンネットが透明になったかのように簡単に確認できるようになったのです。
とランドローバーは語っています。
ランドローバーはこれを
透明ボンネット(Transparent Bonnet)
と呼んでおり、4月16日から米ニューヨークで開催される
Auto Show
で発表予定とのことです。
オフロードや狭い駐車スペースなどに
もしかしたらすごい技術かもしれない
ランドローバーといえば
レンジローバー
シリーズに代表されるようにオフロードの名車を数多く世に出していることで知られています。
今回の透明ボンネットもオフロード走行に対応するための技術。
たとえば道幅の狭い山道などを走行するときには非常に有利になります。
またランドローバー側のコメントにもあったようにオフロード以外の走行時にも応用が利く技術となっています。
これまでは前方の道幅や状態などは当然のことながら目視できなかったため、運転者の感覚に頼らざるを得ませんでした。
これは、ある程度運転に慣れていなければ得られません。
しかし、透明ボンネットは前方下部前輪の周囲の確認を目で行うことが出来るわけですから、感覚に頼る必要はなくなります。
これは画期的な発明といえるでしょう。
こんな時に便利
幅の狭い駐車場に停めるときなどは活躍するでしょう。
これまで死角だった部分が透明化されることで、運転がより安全になっていきます。
これなら筆者でも車を運転することが、もしかしたら出来るかもしれません。
いや、やっぱりやめておきます。
近い将来運転が自動化されて、運転者は一切の操作が必要なくなったら、車に乗ることにします。
透明のボンネットやったら今まで見えへんかった車の前まで見えそうやから、安全やな!
でも、油断はアカンで!