使用を控えるよう呼びかけ
IE使用禁止は実際問題不可能
大きく報道されている、新たに見つかった
の脆弱性の影響が広がりつつあります。
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターが注意喚起を発表。
また米国土安全保障省は、なんとIEの使用を控えるよう呼びかけています。
この記事をIEで見ている人も多いはず。
今すぐIEを閉じ、Chromeを使用することをおすすめします。
個人レベルであればIE以外のブラウザに切り替えることは比較的簡単にできるでしょう。
ですが企業の場合、システムがIEのみの対応である可能性が高く、そう簡単にはいきません。
この場合IEを使用しなければ業務になりませんし、他のブラウザに切り替える作業が簡単に終了するとも思えません。
いきなり、使用を控えろ、といわれても困ります。
ここまで広くIEが使用されている状況の中で「使用禁止」といわれれば、それはパソコンを使うなといわれたことと同じ意味合いになります。
暫定対策
Microsoftは今回の脆弱性に対し早急な対応策を検討する一方で、いくつかの暫定対策を発表しています。
でも、暫定対策を施せば安全というわけではないのです。
可能であればという条件付きですが現段階で一番安全な対応策はIEを使用しないことです。
今回の脆弱性は、悪意あるコンテンツをIEで閲覧することにより、攻撃者に任意のコードをリモートで実行させてしまう危険性があるとのこと。
Microsoftによると実際に今回の脆弱性を利用した攻撃が確認できているそうです。
XPサポート終了の波乱も収まらぬ時に
最新版でも危険
この脆弱性ですが、最新のWindws8.1に搭載されている最新のIEにも含まれています。
つまり最新バージョンでも危険だということなのです。
twitterなどで世間の反応を見てみました。
かなり大きな影響があるようです。
つい最近XPサポート終了で世の中が大きく影響を受けたはずなのに、それが落ち着いていない状況で今度はIEの脆弱性が発見され、使用禁止となってしまってはまさに泣きっ面に蜂といったところでしょうか。
パソコンの宿命
これがパソコンの宿命と思ってあきらめるしかないのでしょうか。
今回のようなトラブルはユーザーの心構えで防止できるようなレベルのものではないため、どうすることも出来ません。
いまは、一刻も早いMicrosoftの対応を望むばかりです。
個人でパソコンを使ってる人は、すぐにブラウザを入れ替えることが出来るけど・・・
企業とかならめっちゃ大変そうやん。