個人情報は筒抜け
Yahooで自分の名前を検索すると
Yahooで自分の名前を検索したことがありますか?
筆者が試してみたところ思っていたよりも多くの自分の情報が結果として表示されました。
ちょっとした有名人気分を味わえます。
なんてお気楽なことをいっている場合ではありませんでした。
twitterのアカウントを筆頭に、Facebookのアカウントなどが詳しく表示されてしまっています。
これは大問題なのではないかと思いますが、たぶんそれぞれのサービスの利用登録時に規約に記載されていたことなのでしょう。
いまさら大騒ぎしてもどうすることもできません。
おそらくプロフィール設定で非公開にできるのでしょうが、今後はこれを意識してネットを活用するしかないようです。
住所まで表示される
しかし住所まで表示されてしまう(番地までは公開されていないので、正確には住所の一部ですが)とは驚きを通り越して恐怖すら感じます。
筆者はちょっと変わっていて、ネットに投稿などする場合は名前を公開するべきだ、という一般的ではない考えを持っています。
住所が公開されてしまうのはちょっと困りますが、SNSなどのプロフィールが公開されてしまうのは想定内です。
でもそうは考えない人の方が多いでしょう。
Facebookは日々の出来事などを投稿する人が非常に多いため、不特定多数に閲覧されてしまうのは考えものです。
投稿を非公開にしたり、友達登録していない人には公開しないなどの設定を施す必要がありますが、そこまで厳密に閲覧を制限してしまうと、情報発信という面が弱くなってしまうという側面があります。
ともあれインターネットを利用するに当たり個人情報は程度の差こそあれ漏れてしまうということを意識した方が良さそうです。
投稿で常習発覚
「どうしても写真をアップしたかった」
大阪市内で無免許で車を運転していた男性が逮捕されました。
逮捕後、警察が容疑者のスマホを調べたところ、車の車窓から撮影したと思われる写真が複数保存されていることがわかり、無免許運転の常習犯であることが発覚したということです。
容疑者は
と話しているそうです。
今回は無免許運転の現行犯として逮捕されたのですが、もしFacebookに投稿した写真がもとで逮捕されていたとしたら、もっと大きくと取り挙げられたかもしれない事件だと筆者は思います。
前述のようにインターネット利用者は個人情報の流出というリスクは負わなければいけません。
写真をネット上にアップしたいがために、テーマパークやコンビニなどで非常識な行動を取るという事件が頻発したことが以前ありましたが、こういう行動をとる人は世間に
と公言していることと同じであるという意識がないのでしょうか?
これまで述べてきたようにインターネット上で完全匿名などあり得ないのです。
筆者は自分の名前を検索サイトで検索しただけで自分の住所を知ることができました。
そんな環境の中、違法行為の証拠となる写真を公開するというのは、
と公言しているのと同じです。
ネットの匿名性を過信しない方がいい
今回逮捕された容疑者はインターネットの匿名性を過信していたのでしょうか?
それともただ目立ちたかっただけなのでしょうか?
どちらなのかはわかりませんが、あまりにも簡単に写真を投稿してしまう人が多いと思います。
今回の容疑者も写真をFacebookにアップしたことから無免許運転常習者であることの証拠を提出してしまったことになります。
だからといって犯罪は隠れてやれ、と言っているわけではありませんので誤解の無いように。
今の世の中、SNSで写真を簡単にアップする人がいると思うけど、ちゃんと考えてアップせな簡単に個人を特定されてしまうねんで。
予期せぬとこから事件に巻き込まれたりもするで!