夏です。毎日暑さが続く中、冷蔵庫の
麦茶
の減りも早くなっています。
ミネラル豊富で抗酸化作用もある麦茶は、夏バテ防止にはとてもぴったりな飲み物です。
そのままがぶがぶ飲むだけではちょっと飽きる時もあるかもしれませんが、そんな時は、ちょっとアレンジして、いつもと違う感じにしてみるのも、また新鮮です。
プラスαで違う風味を加えてみよう
ノンカフェインのなんちゃってカフェオレ
カフェオレの要領で、牛乳や豆乳で麦茶の水出し用パックを煮出して蒸らし、好みの砂糖を加えます。
ホットでも、アイスでも美味しいです。
麦茶はノンカフェインなので、小さい子どもや妊婦さんでも安心して飲めるなんちゃってカフェオレになります。
ポイントは、牛乳をあまり沸騰させず、煮出す時間も1、2分程度にして火を止め、あとは蒸らしながら麦茶を抽出することです。
適当な色になったらパックを絞らないようにそっと引き揚げましょう。
煮出し過ぎたり、パックを入れっぱなしにしたりすると麦茶の苦い雑味がでてきてしまうので、注意してください。
汗をたくさんかいた体にはちみつor梅干し麦茶
たくさん汗をかいてちょっとバテ気味の時は、+αの栄養素を加えてみましょう。
疲れた体は甘い物を欲しています。
麦茶もちょっとだけ甘くすると、飲み口も飲みやすくなり、疲労回復を促進します。
砂糖でもいいですが、
はちみつ
だと、酵素やミネラルの働きで、整腸作用や高血圧予防効果もプラスされます。
また、汗で流れた塩分補給にもなる、夏バテ防止効果の高いクエン酸豊富な梅干しを一個麦茶の中にポトンと入れてみるのもいいですよ。
爽やかな口当たりになって、意外とあいます。
食感ぷるるん透明麦茶の涼風菓子
和風が似合う麦茶ゼリー
もう少し時間と手間がかけられる人は、ゆる~く固めて、ぷるるん・ちゅるんとした食感を楽しんでみましょう。
砂糖やはちみつで若干甘くして
- ゼラチン
- アガー
- 寒天
など煮溶かして固めると、涼しげな
麦茶ゼリー
になります。
そのままでも食べる麦茶として楽しめますが、ちょっと和風なプラスαをすると、格段とグレードの高いデザートになります。
甘さを抑えて作りきなこと黒蜜をかけるのもよし、市販のゆであずきや甘納豆をいれるのもあいます。
「寒天」で固めにつくってあんみつにするのもいいでしょう。
弾力のある食感がいい人はゼラチンで、ふるふると崩れやすい柔らかいジュレ風が好きな人は、アガーで固めるとうまくいきます。
片栗粉で練って固めるとわらび餅風に
麦茶200cc
に対して
片栗粉30~40g
をまぜて火にかけ、ゆっくり練りながら固めます。
砂糖はお好みで。塩ひとつまみいれると仕上がりがうまくいきます。
初めはドロっとした感じですが、急につやと粘りが出てきます。
弱火で焦がさないようにもったりするまで練り、火をとめてさらに透明になるまでよく練り混ぜます。
バッドに流して氷水に浮かべて冷やせば完成です。
冷蔵庫で冷やすと、乾燥してプルプルさがやや硬くなるので、氷水のほうが美味しくできます。
固めに作ったら杏仁豆腐みたいに四角く切り分け、柔らかめの時はスプーンで丸くくり抜くようにすくってもいいです。
きなこと黒蜜をかけると、麦茶の香ばしさがほのかに香るくず餅やわらび餅のようになります。
ミルクを入れるとパンナコッタ風
牛乳や生クリームを入れると
「ミルクゼリーパンナコッタ風」
になります。
固める材料や砂糖の分量を工夫して、お気に入りの食感を作ってください。
生クリームをホイップしたものとあわせて固めると、ババロア風にもなります。
ごはんにも麦茶レシピ
大麦の香りが好きな人は、ごはんにも麦茶を活用してください。
ちゃちゃっと食べたい一人のお昼や、飲んだ後の夜食には、麦茶でお茶漬けはいかがでしょう。
熱いのも冷たいのも美味しいです。
炊き込みご飯のだしの代わりに麦茶もオススメです。
ちりめんじゃこや佃煮をきざんだものなど、少し塩気のある具材を入れて、薄めの醤油味に炊くと、麦茶の香りが楽しめます。
具を入れずに炊いて、
- 野沢菜漬け
- シャケフレーク
などを混ぜ込むと色合いが綺麗にできます。
やかんで大麦を煮出して作る麦茶で作れば、さらに味も香りも濃くてまろやかにできますが、水出しパックの麦茶だって、十分美味しく作れます。
良かったら、ぜひひとつお試しください。
麦茶パワーで、元気に夏を乗り切りましょう。
麦茶でも結構いろんな料理が出来るんやなぁ~
こういう創作料理好きやで!