最近大人気の
家庭菜園やベランダ菜園
生長を見守りながら大切にお世話をして、たわわな実をつけてくれた時は感動します。
さらに、それらを収穫して摘みたて野菜を囲んで家族で食事をするときなどは幸せな気分になります。
また日に日に生長が見て取れる野菜は、日々のちょっとした楽しみになりますよ。
でも
なんて思っていませんか?
土地の大きさは、家庭菜園ができない理由にはなりません!
ベランダのプランターだけでも十分に家庭菜園を楽しめますし、最近は
袋栽培
というものもあり、袋のなかで育てることができる野菜もあります。
夏の暑さで何にもやる気がでないという方、暇があるなという方
家庭栽培を始めてみませんか?
なんといってもイメージとやってみたいという気持ちが大事!
家庭菜園
と聞くとそれぞれいろいろなイメージが沸くと思います。
そして自分もやってみたいなあ….と感じたなら
大丈夫。
家庭菜園を始めるのに場所や環境はあまり関係ありません。
とはいっても、まずはなにをすればいいの?
一人暮らしでも二人暮らしでも、大所帯でも、そして今あなたが何歳であろうとも家庭菜園を始めることができます。
家庭菜園を始めたいと思ったらまずは
自分が育ててみたい野菜
を考えることです。
はっきりとない場合は
を調べる必要があります。
もちろん、自分が育ててみたい野菜がある人もその野菜が自分の環境で栽培可能かどうかは調べる必要があります。
といってもなにが育てやすいのか、狭くても育てられる野菜はなにがあるのか全くわからないという方のためにいくつかオススメの野菜をご紹介いたします。
家庭菜園初心者にオススメの野菜
まずはなんといっても
プチトマト
です。
乾燥地帯の野菜ですので水やりもそんなに必要ありませんし、基本的に強健の野菜ですのでそんなに手間がかかりません。
場所も取りませんのでプランター栽培でもオーケー。
初心者さんでも十分な収穫が見込めるオススメの野菜です。
その他の家庭菜園初心者さんにオススメ野菜
- ピーマン
- ししとう
- 小松菜
- ほうれん草
- ジャガイモ
- サツマイモ
- ゴーヤ
- なす
- エンドウ
- オクラ
- ラディッシュ
- 小かぶ
- しゅんぎく
など
サツマイモなどは広めの土地が必要だと諦めがちですが、なんと袋栽培で立派なさつまいもが育ちます。
ハーブも家庭菜園向きです
お野菜だけではなく
ハーブ類
も家庭菜園にはオススメです。
プランター栽培で十分な量を栽培できます。
ちょこっとあるだけで食卓がオシャレになりますし、料理の幅も広がります。
- ハーブティー
- ポプリ
- ハーブ風呂
- 消臭剤
など使い道も豊富。
ブランターで数種類を育てられて、見かけも可愛らしいので癒されます。
初心者にオススメのハーブ
- バジル
- ローズマリー
- ラベンダー
- ミント
ミントはカンタンに育てられますし、親しみのあるハーブですので初心者さんにオススメですよ。
家庭菜園+エコ効果抜群、夏場のグリーンカーテンもオススメ
数年前から大人気の
グリーンカーテン
野菜の収穫もできるうえにグリーンの涼しげなカーテンができるため日よけになり、窓から見えるグリーンは避暑地に来たかのような安らぎを与えてくれます。
グリーンカーテンに向いているのは、なんといっても
ゴーヤ
虫もつきにくく、育てやすい野菜といえます。
その他、つる性のものなら基本的にはグリーンカーテンに向いていますよ。
- アサガオ
- キュウリ(やや難)
- かぼちゃ
- トマト
- ヘチマ
- マメ類
など
「袋栽培」ってどんなもの?
袋栽培とは
袋は、ずた袋のようなものがベスト。
場所を選びませんし、移動もカンタンなので台風対策の時の心配もいりません。
さらに、袋は使用済みの肥料袋や米袋、ずた袋でできますので容器代がかからないというのも嬉しいメリットですよね。
移動も収穫後の片付けもラクですので手軽に家庭菜園を始めることができます。
準備するものは
- 袋
- 培養土
- 肥料
- ジョウロ
- 支柱
- ヒモ
- 剪定バサミ
などです。
もちろん「苗」も購入します。
自分の菜園のプランを練ろう
自分の菜園を持つと決めたら、まずはプランを練ります。
プランを練るときに考えること
一つ目は
広さをどれくらいにするのか
プランターで菜園をつくるか、地植えのスペースを確保するのか、または袋栽培にするのか。
広さによって、栽培できるものが変わってきます。
自分の住んでいる土地(気温など)も考慮して育てる野菜を決める
数種類でもオーケーです。
野菜の栽培時期を考える
苗を植える適期というのが各野菜ごとにあるので、今の時期に植えられるかどうか、または今植えるのに適している野菜はないかをチェックすることも必要です。
材料をそろえよう!
さて、イメージが具体的になってきたら、実際に必要なものを揃えていきます。
植える野菜も決まったら、
- 野菜の育て方
- 栽培のコツ・注意点
などを軽く調べておく、または園芸店やホームセンターの人に聞いてみるのもオススメです。
いきなり失敗してしまうとやる気がなくなりますからね。
わからないことはなんでも聞いてみましょう。
たいていは親切に教えてくれますよ。
家庭菜園初心者が最低限そろえておきたい道具
スコップ
ふつうサイズのスコップです。
苗を植えるのにも必要ですので、これは必須です。
ショベル
プランター栽培ですと必要ありませんが、地植え栽培ですと土を掘り起こすときにはやはりあった方が便利です。
ジョウロ
水やりはやさしく水をかけなければ、植えたばかりの苗などは痛んでしまいます。
その点、ジョウロで水やりをすると安心です。
軍手
肥料などを触るときにはやはり軍手があった方がいいです。
手荒れも防げますからね。
園芸用ハサミ
剪定や収穫のときなどに使います。
ハサミも必ず必要になりますので準備しましょう。
支柱
これは必要になってから準備してもよいですが、つる性の植物などに必要です。
支柱とは、野菜の支えにする棒のことです。
支柱に枝をひもで結びつけたりして、形を整えます。
支柱をすることで、日が内部まで行き届きますし、病害虫を防ぐ役割もあります。
- トマト
- ナス
- インゲン
- ゴーヤ
など、初心者向けの野菜でも必要になります。
必要な大きさ(長さ)は、野菜や植えた場所により異なります。
ポット
もしも種撒きから挑戦したいという人は必要になります。
ただし、初心者さんが種まきから苗をつくるのはちょっと難しいです。
家庭菜園に慣れるまでは、苗を買ってきてそれを植えて育てる方をオススメします。
なんといってもまずは、収穫まで辿りついてほしいですからね。
最低限必要な材料
苗
ホームセンターや園芸店で購入できます。
さまざまな種類がありますので、わからない時にはスタッフに尋ねてみましょう。
家庭菜園は苗選びから始まります。
茎がしっかりしていて元気がありそうな苗を選びましょう。
土
水や肥料があれば、土の状況はどうでもよいように思われがちですが、おいしい野菜を育てるには土も欠かせないあ重要ポイントとなります。
- 保水性
- 排水性
- 通気性
- 保肥性
が重要になります。
肥料
必要とする肥料の量は、野菜によりまちまちですが、基本的には定植(苗を植える)ときなどには肥料を与えます。
肥料の三大要素といわれているのは
- チッ素
- リン酸
- カリウム
です。
野菜によってこの3種類の配合の違いがあります。
- 有機肥料
- 化成肥料
- 液体肥料
などがあり、使い分けが必要です。
水
当たり前ですが、水は生命の基本となります。
しかし、乾燥してしまった途端に枯れてしまう野菜もありば、水をやりすぎて枯れてしまう野菜もあります。
っとその野菜の好みを知らずにただ水をやってしまうというのが初心者さんがやりがちな失敗ですので、きちんと野菜の好みを知るようにしましょう。
家庭菜園 初心者が注意すること
さて、家庭菜園はわりと手軽に始めることができますし、日々のちょっとした楽しみを作ってくれるのでオススメです。
ただし、ベランダ菜園をするときにはちょっと注意が必要です。
まずは、なんといっても
安全性の確保
プランターや鉢は重量がかかります。
落下したら重大な事故に繋がりますので安全な場所に置くようにしましょう。
また、水漏れ防止のため排水パイプが詰まらないように定期的にチェックするようにします。
トラブルが起こらないように安全面には細心の注意を払いましょう。
家庭菜園をすると、ちょっとした趣味になって日々が充実するで!
それに、自分で作った作物を食べると買ってくるのより美味しく感じるしなぁ~