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持ち込み禁止について改めて考えてみる。意外なものがNGだった。

Written by 言祝(kotoho)

電車編

ガラ空きの山手線

先日、山手線に乗りました。

時間は

帰宅ラッシュ

のまっただ中の午後7時過ぎ。

筆者は普段は山手線は利用していません。

山手線のラッシュは殺人的だと聞いていたので、覚悟してホームで電車を待っていました。

待つこと5分前後、入線してきた列車は案の定乗車率100パーセント越えのすし詰め状態。

大きな荷物を持っていた筆者はそれだけで憂鬱になりました。

でも何かがおかしい。

よく見てみると一両だけほとんど誰も乗っていないガラガラに空いた車両があったのです。

これはラッキーと思い、その一両に駆け込みました。

おそらく同じ事を考えていたのでしょう、何人かが筆者と同じようにまるでオアシスのようなその一両に乗り込みました。

乗り込んだとたんに筆者を襲ったのは異臭。

そのにおいときたら、今までかいだことがないくらいの悪臭、いや悪臭を通り越して刺激臭でした。

なにしろ目にしみるんです。

ドアが閉まり列車が走り出すと、ほかの乗客たちは隣の車両に移動してしまいました。

筆者はすぐには状況がつかめず、とにかく座席に座りましたが、あまりの刺激に頭が痛くなってきました。

一体どんな理由でこんなひどいにおいが充満しているんだ、と周りを見渡すと、筆者以外にひとりだけ、この非常事態のなかで悠然と構えている人がいたのです。

彼は明らかに

ホームレス

そうです、彼がこのにおいの元凶だったのです。

筆者もこれ以上耐えることができず、隣の車両に避難しました。

ホームレスの人々を差別する気はさらさらありませんが、あのにおいだけは勘弁して欲しい。

というかそもそも駅員さんが気が付かないのが不思議です。

乗車をさせないような措置はとれなかったのでしょうか? 

電車内での持ち込み禁止品

そんな経験をしたのがきっかけで電車内に持ち込みが禁止されている品物について調べてみました。

夏休み中に旅行に出かける人も多いと思いますので、参考にしてください。

JRのホームページを見てみると、持ち込めないものとして

  • 危険品
  • 暖炉
  • コンロ
  • 動物
  • 死体
  • 不潔なもの
  • 臭気を放つもの
  • 他のお客様に危害を及ぼすおそれのあるもの
  • 車内を破損するおそれのあるもの

と定義されています。

筆者が出会ったホームレス氏は

臭気を放つもの

他のお客様に危害を及ぼすもの

に該当すると思うのですが、どうなのでしょう。

持ち物ではないのでOKということなのでしょうか。

さて、JRの持ち込み禁止品の定義は漠然としていますね。

わざと具体的な品目を定義しないでその時々に応じて判断できるようにしたのでしょうか?

禁止品目の「動物」についてですが

  • 子犬
  • 子猫

などの小動物については有料扱いで持ち込み可能です。

ただしヘビの類や猛獣はNGとしています。

猛獣はともかくヘビの類は不快に思う人が多いからでしょうか?

番外編として猟銃を電車内に持ち込めるかどうか調べてみました。

猟銃をケースなどに入れて、

一見して銃と分からない状態で運搬すれば電車に持ち込み可能

だそうです。

これは銃刀法で定められているそうですよ。

ただし銃弾(実包)の持ち込みは制限があり、電車に持ち込めるのは200発以内だそうです。



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コンサート会場編

いきなり捨てるな!

さて次は

コンサート会場

夏はコンサートやライブが多く開催されます。

筆者は少し前に国立競技場のサヨナラライブに行ってきたのですがその時のエピソードから紹介しましょう。

筆者の座席はアリーナだったのですが、入場の際に、持っていたペットボトルが持ち込みできないと言われました。

麦茶のペットボトルだったのですが水以外は芝生保護のためNGとの説明を受けました。

この場で飲みきってしまうか、廃棄するかを選択させられました。

筆者は仕方なく、廃棄するほうを選びましたが、入場してびっくりしました。

ピッチは全面シートで覆ってあって芝生なんか見えません。

素人目にはペットボトルの中身をこぼしても何の影響もないように見えました。

でも、制限はかなり厳しく、場内でスポーツドリンクのペットボトルを飲んでいた人がセキュリティースタッフに見つかり取り上げられていました。

コンサート会場の持ち込み禁止品

コンサート会場の持ち込み禁止品といえば

カメラ録音機器

ですね。

これらを所持していたら受付に預けなければなりません。

不思議なのはカメラはNGでも携帯およびスマホはスルーであること。

現在のスマホなどは例外なくカメラがついています。

撮ろうと思えばいくらでも写真が撮れてしまうのですが。

もちろん公演中はセキュリティースタッフが目を光らせていますし、公演中に違法行為が発覚すれば最悪の場合、公演が中止になります。

まあ、観客を信用しているという事なのでしょうか。

これはアーティストにもよりますが、ペンライトなどの光り物の使用が禁止される例もあります。

演出の妨げになるというのがその理由です。

先日、来日アーティストのライブに行って驚いたことがあります。

公演中も写真が取り放題だったのです。

海外のアーティストはそういう面に関しては寛容なのでしょうか。

意識の違いともいえると思います。

飛行機編

これ一つだけですか?

次は

飛行機編

これも筆者の体験談から始めることにしましょう。

8月の頭に国内線に乗って広島に行った際のエピソードです。

手荷物検査の際、筆者が提示したライターを指して係官が

ライターはこれひとつだけですか?

と質問してきました。

実際にライターは一つしか持っていなかったのでそのように答えると、そのまま問題なく審査にパスしました。

複数持っていた場合は制限に引っかかるのかと思いましたが、じつはその通りだったのです。

飛行機の持ち込み禁止品

飛行機内への持ち込みで禁止されているものは

ナイフなどの刃物

がよく知られています。

意外な落とし穴として気をつけたいものが

スプレー缶

  • 殺虫剤
  • ヘアスプレー

などは爆発のおそれや引火の可能性があるためNGです。

筆者の友人は帰省の際、実家の掃除用に発煙式の殺虫剤を持ち込もうとしたところ、すべて取り上げられてしまったと話していました。

さて前述のライターに関してはひとり一個につき持ち込みが許可されています。

ガス式の使い捨てライターやジッポーなどのオイルライターは一個に限り持ち込みが可能です。

ただし、オイルライターでもタンク式のものはNGです。

ジッポーは綿にオイルをしみこませるタイプであり、タンク式ではないためOKなのだそうですよ。

まさケロンのひとこと

飛行機で、スプレー缶が持ち込み禁止なのは知らんかったなぁ~
公共の交通機関とか施設では、他の人の迷惑にならへん行動も大切やで!

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」