ノベルティグッズは奥が深い
喜ばれるノベリティグッズを考えなさい。
もしあなたが上司から、
と指示されたらどうしますか?
お得意様に配るのだから、適当では済まされませんよね。
もらった人が喜ぶようなノベルティを考えないといけません。
ノベリティグッズはおそらく何らかの形でもらったことがある人のほうが多いはずです。
もらって嬉しいものもありますが、なかには使い道に困ってしまうような、残念なノベリティもあったりします。
まあ、基本無料でもらえるものなので、文句は言えませんが、「無料」という部分がやっかいです。
配る側が
「いやあ、こんなもんでしょ、無料なんだし」
という考えだと、かなり悲惨なものが出来上がったりして、大きく明暗を分けることになります。
ノベリティグッズの世界は広い。
「ノベリティ」の元々の意味は「珍しい事象や物」だそうです。
現在では「記念品」を指します。
範囲は広く、企業が主に宣伝のために作製・配布するものから、テレビ番組の製作に協力したお礼として配られるものや、ラジオなどで投稿したメールやはがきが読まれた場合にもらえるグッズなどもノベリティと呼ばれています。
また、商品の宣伝のために特別に作られたものなどは、場合によっては驚くようなプレミアが付くこともあるそうです。
ある食品メーカーが自社のカップ麺を題材としたゲームソフトをノベリティとして作成したことがあるのですが、そのソフトは一時期、数万円で取引されていたこともあるというのだから驚きです。
もらって嬉しかったもの、困ったもの
Tシャツ
筆者も数えきれないほどのノベリティグッズをもらった経験があります。
もっともプレミアがつくような物ではなく、だれでも入手できる程度のものですが。
一番うれしかったのは
「Tシャツ」
です。
以前の仕事の関係で、レコード会社や映画配給会社と取引していた事があります。
有名アーティストのアルバムがリリースされたり、話題の映画が公開されたりすると、筆者もノベリティグッズをもらうことがありました。
しょうもない物(失礼!)もあったのですが、個人的にはTシャツが役に立ちました。
特に音楽関係のノベリティとしてのTシャツは意外におしゃれだったりします。
たいていはアーティストのロゴか、リリースされたアルバムのタイトルがプリントされているのですが、普段身につけても恥ずかしくないぐらいセンスの良い物が多かったです。
ライター
逆にもらって困ったものは
「ライター」
です。
タバコの銘柄のロゴが入った使い捨てのライターですね。
一見実用的で役立ちそうに思えるのですが、すぐ使えなくなってしまうのです。
ひどいものだと、一日保ちませんでした。
たまたま筆者の運が悪かったのかもしれませんが、ノベリティのライターに関してはあまり良い思い出がありません。
もっとも最悪だったのが…
いままでもらったノベリティで一番困ったのが、
「結婚式の引出物」
です。
厳密にはノベリティではありませんが、新郎・新婦の写真がプリントされた大きなお皿をもらったときは、本当に困りました。
幸せそうな二人が頬を寄せてにこやかに笑っているお皿を見て、末永くお幸せに、という気持ちにはなるのですが、ものが物だけに食器として使用するのは躊躇してしまいます。
かといって捨てることなどできません。しばらく飾っておいたのですが、今はどこかにしまってあると思います。
まさケロンもTシャツもらったら嬉しいな~。着ても楽しめるし、飾っても楽しめる!