勝負時にお腹が痛くなる人、多いです
普段は何ともないのに、大事なときに痛くなる
ここぞ!という時に限って、お腹が痛くなった経験ありませんか?
筆者にはあります。何度もあります。
お願いだから、今はやめてくれぇぇえ!……
そう思うんですけど、ビッグウェーブがやってくるんですよね。
誰にも悟られまい……と耐えるのがとにかくツラい!
ただ痛いのではなくて、本当にお腹を下してしまう
問題は、ただお腹が痛くなるだけではないことです。
痛さの波を一度乗り越えても、少し経てば更に大きな痛みの波が来るんですよ。
大事な会議のプレゼン中に、はたまた就職の決まる大事な面接の最中に……。
悲劇は起こります。
下痢って、止めようと思って止められるものではありません。
したくなったら、困ったことにスッキリするまでトイレに引きこもるしか解決策ってないんですよね。
腹痛、実はストレスからきている可能性が高い!
精神が肉体に大きく影響することは以前からよく言われていますが、この腹痛に関しても原因としてストレスが考えられるということをご存じだったでしょうか。
急にくる腹痛の原因のひとつとして、
「過敏性腸症候群」
といわれる立派な病気があります。
大腸の怖い病気として有名なのが、大腸がん。
でも、大腸がんといった他の特定の疾患がないにも関わらず、ストレスが原因でお腹が痛くなってしまう人、実は日本人の10人に1人はいるとされています。
あなたのお腹の症状を一度、確認してみてはいかがでしょうか。
あなたはどのタイプ?過敏性腸症候群
急にくる辛い腹痛、人によって症状が様々かと思います。
それぞれの特徴を見てきましょう。
お腹が痛くなって、トイレへ駆け込み下痢をするタイプ
大事な時に急にお腹が痛くなって、トイレへ駆け込むことになるタイプ。
便は主に「下痢」。
水のような便がほとんどで、下痢をした後もなんだかお腹がシクシク痛むような感覚が残る。
こういったタイプは30代くらいまでの比較的若い男性に多くみられるようです。
閉塞感や焦燥感とともに腹痛がくる、便秘がちなタイプ
「現状を悲観していたり、避けられない重要な問題があるときにお腹が痛くなる人」、いませんか?
仕事のことだけではなく、恋愛などでもストレスを感じるとこういった症状が出ることがあると思います。
普段、便秘症で排便は数日に1度あるかないか……といったところの女性に多くみられます。
腹痛が起こるときは、緊張感があるとき。下痢と便秘を繰り替えすタイプ
仕事に行きたくないなぁ……と思ったときに限ってお腹が痛くなったり、絶対にトイレに行けないという電車内でお腹が痛くなる人はいませんか?
緊張したときにお腹が痛くなり、トイレがある場所へ来たらとにかくダッシュでトイレへ……!
下痢だけということはなく、硬い便も出るという人はこのタイプです。
どのタイプの人も、この過敏性腸症候群の典型的な症状。自分はお腹が弱いんだと悲観することはありません。
誰にだって弱い部分はありますし、これは自分だけでの難しい病気なのです。
どう上手く付き合えば良いか
お腹が痛くなって困る!という人はどうやって対処したら良いでしょうか。
治療は病院で診察をした後に医師の指示に従うのみですが、普段からどう上手く腹痛と付き合っていけば良いでしょうか。
ストレスの根本を解消!
まず、自分にとって「なにがストレスなのかを見極める」ことが重要です。
仕事がストレスだ……と思っても、仕事をやめるワケにはいかないですよね!
でも、仕事のやり方を改めることや、仕事に対する考え方を改めることは出来ます。
またトイレに行く時間を決めるというのも効果的な作戦のひとつ。
いつ、どこでトイレに行きたくなってしまうか……不安になって余計にトイレに行きたくなること、ありませんか?
そんな不安を解消するように、トイレに行く時間を普段から決めてしまうんです。
下痢止めの使いすぎに要注意
下痢止めがいつでも購入できる現代社会ですが、下痢止めに頼るのはキケン。
つい頼ってしまいがちですが、「コレが無いと生きていけない」状態を生みますので使用するときはクセにならないようにしましょうね。
誰もが経験したことのある大事なときの腹痛、酷い方はぜひお医者さんへ相談に行きましょう。
筆者も、幼い頃からなにかある度にお腹が痛くなるタイプですので、一度消化器科を受診しようと思います。
まさケロンは「大事な時に急にお腹が痛くなって、トイレへ駆け込むことになるタイプ」。メンタル鍛える特訓しようかな!