リバウンドなしに痩せるには食事よりも運動
食事ダイエットを試した自分の経験
のっけから私事で恐縮ですが、私は様々なダイエットを試してきました。主に食事ダイエットが中心。試したものは、炭水化物ぬきダイエットやこんにゃくダイエット、はたまたフルーツのみダイエットなどなど。しかし、どれも結局リバウンドしました。
食べることを制限するのは生きる楽しみを奪う
生きていくうえで食べることが何よりの楽しみだという人は少なくありません。実際、私も食事制限系のダイエットをやめた瞬間、好きなものを食べてもいいという喜びにうちふるえたのを覚えています。
それに、食べる、ということは自分だけの楽しみではありません。誰かと食べる楽しみまで食事制限ダイエットは奪ってしまうのです。例えば、食事制限ダイエットをしていたら、友だちとの食事を楽しめません。
また、食事制限ダイエットをしていることを友だちが知っていたら、友だちも食事を楽しめません。結果、
友だちとの交際時間までダイエットしてしまうことに。
これは私の経験です。
運動習慣をつけよう!
結論をいえば、ダイエットは「運動習慣」をつけるのが一番よいのでしょう。私は1年前からジョギングを始めました。結果として180センチの身長で、現在は70キロ前後で推移しています。
ジョギングがダイエットにいいことは知っているし、始めたこともある、けれども長続きしないんだ!という人も多いことでしょう。私はジョギングを始めるにあたって、1つの仮説をたてて、ジョギングを始めました。
そして、1年以上、悪天候の日を除いて毎日走るほど、運動習慣を身に着けることに成功しました。
ジョギングをゲームにすればハマれる
心拍数とペースと心拍数×ペース
私のたてた仮説はシンプルなものです。
というものです。とはいえ、これまでジョギングが長続きしなかった人は、タイムと距離と体重くらいしか思い浮かばないでしょう。どれも、そう簡単には数値が伸びないものばかりです。
そこで私は、もっと簡単に数値化できるものを探しました。それが、
- 心拍数
- ペース
- その2つの組み合わせ
です。順を追って説明しましょう。
心拍数
スマートウォッチなども出ていますが、スマホの発達のおかげで、心拍計は意外なほど安く購入することができます。スマホが計測結果の画面になるわけです。
心拍数というのは意外なほどすぐに結果を表してくれます。例えば、同じペースで走ったとしても、毎日走っていれば、分あたりの心拍数が、1週間で変わってきます。
つまり、心拍数が下がったら、
「よしオレの心臓、レベルアップ!」
という風に考えるのです。心のなかでレベルアップの音楽をつけるとよりモチベーションがあがるでしょう。
ペース
同じ距離を走る時間というのは、なかなか縮められるものではありません。しかし、ランナーの人がよくつかう基準の
「1キロを何分で走れるか」
という単位で測定すると、毎日の成長を実感できます。
実例をいうと、私の場合、1カ月でキロあたり時間が30秒縮まりました。これは、速度が1キロあがっただけにすぎません。けれども30秒という数値でみるといかにもがんばった感じがします。
まさに「レベルアップ!」の瞬間です。このペースを測るためには、スマホのランニングアプリを導入するとよいでしょう。
心拍数×ペース
前提としては、スマホのランニングアプリをなにか導入して、心拍計を装着してください。心拍数というのは意外とすぐに結果がでるということを既に述べました。
ランニングしている間中をトータルした平均心拍数というのは、普通の人であれば、いつか頭打ちがきます。しかし。同じペースで走った時の心拍数というのは、どんどん改善されていきます。
「前回は、キロ6分で走ったら平均心拍数が160こえていたのに、切るようになった!」
というときなどに、
「レベルアップ!」
と強く思ってください。
継続には結果の見える化がカギ
結局のところ、継続には結果を記録して、成長を実感できるようにするということがランニングに限らず大事なのです。これは私が高校生のときに考えたことなのですが、
「勉強はすぐにいやになるのに、ゲームのレベル上げに熱中するのは、きっと努力=数値ですぐわかるからだろう」
ということでした。この考え方のランニングへの応用には時間がかかりましたが、あながち間違いではなかったのだと感じています。
細かく結果の記録をしていくと、意外なところが成長してるかも?