今大会で導入
ゴール監視する7つのカメラ
いよいよワールドカップが始まりました。
先日の
日本VSコートジボワール
の対戦、日曜日ということもあり40パーセント以上の視聴率をはじき出したそうですよ。
惜しくも逆転負けしてしまいましたが、まだまだこれから。
ワールドカップほどの世界的な試合になると審判の責任は重大、なにしろ全世界が注目している試合を任されているわけですから、誤審などは許されません。
とはいえ審判も人間です。
誤審は絶対にないとは言い切れません。
そこで今大会では最新のゴール判定システムが導入されているのです。
その最大の特徴はゴールラインを監視する7台のカメラ。
毎秒500枚もの撮影性能を誇る高性能カメラで2ミリ秒ごとにボールの位置をとらえ続けています。
審判がスマートウォッチ装着
ボールがゴールラインを割ったことが判明した時点で1秒以内に、各審判が装着しているスマートウォッチにバイブレーションとともに
GOAL
の文字が届けられるという仕組みです。
ワールドカップもハイテク導入というわけです。
またカメラがとらえた映像は瞬時にスタジアムの大画面に映し出すこともできます。
ドイツ生まれの
GOAL CONTOROL
というこのシステムは12会場すべてに導入済みです。
誤審防止
最新システムがサポート
「GOAL CONTOROL」が導入されるきっかけとなったのは前大会で物議を醸しだした誤審疑惑。
今ブラジル大会では誤審防止のためこのような措置が執られたそうです。
最新システムで審判をサポートすることにより、正確な判断が下せるようにしたのでしょう。
ゴールラインを割るか、割らないかの微妙なシチュエーションが発生した場合「GOAL CONTOROL」が本領を発揮してくれることでしょう。
でも最終的には審判の判断
とはいうもののゴール判定を最終的に下すのは、主審の笛です。
GOAL CONTOROLがゴールと判定しても、最終的には人間である審判が判断を下すのです。
この関係は最新システムと人間の理想的な協力体制だと筆者の目には映ります。
ワールドカップに限らず、最新技術はあくまでもサポートのために使われ、判断は人間が下す。
機械に依存しないことが重要なのではないでしょうか。
人やねんから、間違った判断をしてしまうのは仕方ないものやね。
でも、それを出来る限り減らすことが大切なんや。
機械に頼るのは良えけど、最終判断は人なんやで!
とにかく、サムライジャパンには頑張ってもらいたいねぇ~