人を笑わせることのできる方って魅力的ですよね。そういう人の周りには、いつも人が集まってきています。周りを盛り上げる話題を周囲に提供しているからです。話すことが苦手な人は、そういう人になりたいと思ったことがあるはずです。
今回は、そもそも話すことが苦手な人が、ギャグを言って簡単にウケをとり、
「周りから愛されるキャラ」
を作る方法を提案します。
ダジャレで簡単にウケをとる!
ギャグは人を傷つける危険がある
ギャグというのは難しいものです。面白いと思っていったことが、誰かを傷つけたり、他人には笑えない=空気読めてないものだったりするからです。
明石家さんまさんなんてすごいですよね。さらりとひどいことを言って、笑いをとって、その人を盛り上げる。ただ、話すのが得意でないと思っている人は、嫌悪感を抱かれる可能性があるので、止めたほうが無難です。
ダジャレは安全なギャグ
そこで提案したいのが「ダジャレ」です。ダジャレは言葉遊びなので、人を傷つけません。言ってみれば、他人ではなく、自分を笑いものにするギャグでしょう。
『ダジャレなんて……』
と思われましたか?
いいえ、ダジャレは意外と笑いがとれるのです。確かに、ダジャレを言うと、沈黙が生まれます。しかし、その沈黙こそが、新たな笑いを生む火種となります。
そして、ダジャレを使いこなせば、『愛されキャラ』のポジションをつくることができます。
スベっても笑いに変えてくれる人を見つけよう
どこにでも1人はいるツッコミ役
教室であるにせよ、職場であるにせよ、“ツッコミ”が得意な人というのがいると思います。そういう人は、ツッコミで笑いをとるのが得意だと自覚しており、笑いをとるのが大好きな人です。なので、ダジャレを言って沈黙が生まれたときにはその人の方を注目しましょう。
「え、オレ!?」
とか
「オレまでスベらせるなよ~」
とか一言いって、それが笑いにつながります。結果的に、ダジャレを言ったあなたは笑いをつくるきっかけをつくった人となりますので、『愛されキャラ』となることができます。
ツッコミ役を見つける方法
ダジャレを笑いに変えるためには、ツッコミ役が必要なことは既に述べました。それでは、どのようにすればツッコミ役を見つけられるのでしょう。
それは、「人をイジるのが好きな人」です。
ただ、自分のグループが会話の多いグループなら容易に見つけられますが、会話の少ないグループの場合、見つけるのが難しいのが実情です。そのため、誰かと2人っきりになったときに、自分の失敗経験を話してみましょう。それを面白く返してくれる人がいたら、その人がツッコミ役です。
イジラれるのを嫌がらない
ダジャレで笑いをとるうえでの大原則として、イジラれるのを嫌がってはいけません。考え方としては、
『笑わせるのも、笑われれるのも、みんなを気持ちよくしている点で同じ』
ということです。ダジャレ以外の時にも、イジラれたら、自分もみんなと一緒に爆笑しましょう。そうしないと、イジりにくくなっていしまい、ひいては話しかけづらい難しい人になってしまいます。
ダジャレでウケをとるにはタイミングが大事
「流れ」を読むのがダジャレには必須
ダジャレは簡単に笑いをとる方法ですが、「流れ」を読むことが必須です。あえて「空気」を読むという言葉は使いませんでした。というのも、ダジャレは、文脈で笑いをとるギャグだからです。
例えば、次のような会話があったとします。
「ようやく梅雨が明けたね」
「ジメジメしているのは嫌だよね」
『ジメジメが終わって、シメシメって感じで、シメジを食べたいね』
といった感じです。
この場合、ポジティブな話題という流れと、「ジメジメといえばキノコ」という会話の流れをつかっています。まあ、あまり考えすぎるとダジャレが出てこなくなってしまうので、まずは、会話のなかで、ピンときた言葉を、心のなかで30回唱えてみましょう。そうしたら自然とダジャレが湧いてきますよ。
ダジャレ=寒いというイメージがついていると思います。実はそうではないのです。ダジャレをすぐ思いつくというイメージをつくると、「頭の回転」が早い人というイメージにつながってきます。
ただ、ダジャレキャラをつくると、「じゃあ、ここでダジャレを一発!」と無茶ぶりも増えてきます。そんなときの対処法はまた別の機会にということで。
ダジャレを連発するおっちゃんを知ってるんだけど、やっぱり人気者だね。8割くらいスベってるんだけど、それがまた癖になるんだな~。