ブログやSNSが浸透していくなかで、文章を書くことに、生きがいを見いだして、
「ライターになりたい!」
と思っている人も増えてきたと感じています。
今回は、ライターになりたい方のために、デジタルツールの時代でも意外と重要な
『アナログなライター7つ道具』
を紹介したいと思います。
1. yPad
スケジュール帳として5年近く使い続けています。魅力は2週間単位で仕事を区切って管理できるところ。ライターは、特に駆け出しの頃は、細々とした仕事を同時並行で進めることが多いのですが、普通のスケジュール帳だとぐちゃぐちゃになってしまうところを、yPadならすっきりわかりやすくまとめることができます。
2. 図書カード
インターネット時代でも図書館は必須です。インターネットには載っていない、書籍のなかだけに眠っている情報はまだまだあります。グーグルで調べても出てこない情報にこそ価値があるのです。
最近の図書館は、
『新聞や論文のデータベース』
を使えるようになっています。そうした専門的な情報も取れるようになっておくとライターとしての強みになりますよ。
3. 万年筆
3万円くらいのものを持っておきましょう。使い道としては、ふっと人の話をメモする場合などに主に使いますが、そういう時にちゃんとした小物をもっておくと、信頼感につながります。
また、ライターは義理堅くないと成長できない稼業ですが、手紙も頻繁に書きます。ですので、そうしたときに、万年筆で書くと、相手も
「ちゃんとした人だなあ」
と手紙を受け取った時に感じてくれます。万年筆とボールペンの文字は、見る人が見れば一目瞭然で違いがわかります。
4. フリクションボールペン
一方、スケジュール帳に書き込むときや、ぐちゃぐちゃと構想を考えるときには、安いフリクションボールペンが非常に役立ちます。
メリットは
- ペンなので文字がはっきりくっきりしており、見やすいということ
- 消した後に、鉛筆のように消し後が残らないので、ぐちゃぐちゃと考え事するときにはもってこいのツールということ
です。
5. 電子ノート
”電子”とついているから、アナログな道具なのかどうか迷いましたが、使い方が非常にアナログなので取上げることにしました。シャープがだしている商品で、タッチペンで書き込む電子ノートです。電池のもちが非常によく3ヶ月くらい充電が不要です。ノートを多数つくることができるので、何冊もノートを持ち歩いていた人には特におすすめです。一気に荷物が減りますよ。
参考:SHARP電子ノート
6. 名刺
当たり前ですが、しっかりとしたものを作っておきましょう。とはいえ、印刷会社に頼むまですると、特にフリーライターは資金的に厳しいので、手刷りでもかまいません。
ただし、紙はできるだけ厚くて質の良いものを選びましょう。
そうするだけで、結構、印刷会社に頼んだのに負けないくらいの名刺ができあがりますよ。
7. 自分の書いた記事のコピー
仕事のチャンスはいつどこで転がっているのかわかりません。
「○○という雑誌に載っています」
とか
「○○というサイトで書いています」
と言うだけでは、まず相手は読んでくれないと思って良いでしょう。ですから、自分の書いた記事は、全てとまでいかなくてもベスト10くらいは持ち歩いておいて、得意分野と力量を、いつでも示せるようにしておきましょう。
便利なデジタルツールがあふれている時代になりましたが、今回挙げたように、アナログツールの大切さも忘れてはいけません。
確かにデジタル化していけば、省スペース・時短につながるかもしれませんが、手仕事の感覚が、ライターとしてやっていくうえでは、実は重要な要素なのではと、ライター歴4年の私は考えています。
デジタルツールはあたかも「完璧」なようにつくられてることが多いけど、まだまだアナログには敵わないところも多いんだよね。