驚きを相手に伝えるプレゼント
プレゼントを送る側が一番嬉しい瞬間ってどんな時でしょう。
相手の喜ぶ顔、驚いた様子、サプライズの瞬間だと思います。
ラッピングを解き、箱を開ける。
相手の表情が変わっていく。
笑顔になったり、意外なプレゼントだったら、驚きの表情を浮かべる。
そして、
ありがとう
と感謝の言葉を投げかけてくれます。
YOUTUBEでみたのですが、アメリカの子供が欲しかったゲーム機をプレゼントされて大喜びする映像があります。
その喜び様が半端ではなく、ゲーム機を高く掲げて部屋中を走り回り、飛び跳ね、転がりまわって最後には感極まって号泣してしまうのです。
極端な例ですがここまで喜んでもらえると、プレゼントした方も甲斐があったというものです。
相手に驚きを提供するのにぴったりなものがあります。
絵本です。
絵本だったら子供にしかプレゼントできないじゃないかと思ったら大間違い、これから紹介する絵本は子供はもちろん、大人だって楽しめる驚きに満ちた絵本なんです。
原点はパラパラ漫画。パラパラブックスシリーズが楽しい
青幻舎が出版しているパラパラブックスシリーズが話題となっています。
絵本ですが読むものではありません。
パラパラとめくっていくと絵が動き出します。
子供のころ教科書やノートでパラパラ漫画を書いた思い出のある人は多いと思います。
あれと同じ原理です。
クオリティの高いパラパラ漫画だとイメージしてください。
手のひらで動く小さなアニメーションともいえると思います。
残像の効果を利用してお化けの眼から光が出たり、虫が爆発すると本当に本に穴が空くという立体的な効果を演出するなど、まさに見るものをサプライズさせる工夫に満ちています。
「クリスマスの足音」という作品では最後に本物の鈴が鳴るようになっています。
すでに8冊刊行されており、最新刊の
「むしくいさま」
はたちまち大人気となり増刷が決定しているほどの人気ぶりです。
ホームページではパラパラブックスシリーズの動画が視聴できます。
私は一気に見てしまいました。
8冊全てに言えることは動きのある題材を扱っていることです。
ウサギの耳が伸びたり、空から様々なキャラクターが落ちてきたり、サンタをのせたそりが森を駆け抜けたりします。
パラパラ漫画とは思えないほどで映画館で映画を見ているような錯覚に陥るほどファンタスティックです。
デジタルもいいけどパラパラ漫画のアナログ感も捨てがたい
子どもたちへのクリスマスプレゼントといえばやっぱり携帯ゲーム機やゲームソフトが人気のようです。
ゲーム自体を否定はしません。
でもたまにはパラパラブックスのようなアナログな楽しさを提供してくれるものをプレゼントしてみてはどうでしょう。
なんて会話も弾むことでしょう。
まさケロンも、教科書に落書きでようパラパラ漫画書いたわぁ~
自分で作っても楽しいし、他の人が作ったのを見るのも楽しいやんな。
あ、せやけど教科書に落書きはアカンで!