こんにちわ、皆さんエベレストってご存知ですか??ネパールにある、標高8,848mの山です。
日本で最大の山「富士山」の約2.6倍もの高さを誇っている山です。富士山であれば割と初心者の方でも登りきれたりしますが、エベレストはレベルが違います。
標高は約2.6倍ですが、危険度は2.6倍ではすみません。今回はそんなエベレストのお話です。
危険度は世界でもトップクラスのエベレスト、登山に必要なものとは
エベレストに登るには時間が必要
エベレストの登山には、最低でも6週間の日数を要します。
想像以上に長い時間がかかりますよね。それぐらい過酷という訳です。
富士登山と比べると時間がかかるのは、富士山は5合目まで車でいけますので、そこの差も大きいと思います。
エベレストに登るのには、多くの時間が必要になります。
十分な体力が不可欠
登山ですから、体力が必要となります。相手が8,848mのエベレストであれば並大抵の体力では登れません。
登山をした方ならわかるかもしれませんが、標高が高いところでの活動はかなり辛いものがあります。
高山病などもありますし、そもそも人間が生きる上で大切な酸素が薄くなっていきます。
酸素が薄い中では、普段通りの活動はできません。そんな過酷な中でも登山ができる体力が必要となります。
標高も8,000mを越えると、体の機能はかなり低下してしまいます。
エベレストの山頂は8,000mよりもさらに上になりますので、想像し難い過酷さが待ち受けてると思います。
ちなみに8,000mを越えると、酸素量は平地の3分の1ほどになるそうです。
これは意外!?お金もかなりかかります。
エベレストに登山するのには、入山料として日本円で約100万円ほどのお金がかかるそうです。(人数によって入山料に差が出ます。)
入るだけで莫大な金額がかかるんです。これは結構意外じゃないですか??
しかし、かかる費用はこれだけではありません。
初登山の人はガイドさんが所属している、公募隊というところに所属しなければ登山の許可がおりないのです。
この費用が200万円以上かかるそうです。
所属する場所によりますが、高いと1,000万円近い金額がかかることもあるそうです。
準備を整えることができれば、必ず登頂できるのか
エベレスト登山の成功率は約70%
準備をしたからといって、エベレストの頂上までつける保証はありません。
成功率は約70%ほどで、リタイアを余儀無くされてしまうことも起こります。
費用も払い、体力もつけ、物をしっかりと準備しても登りきれるかはわからないのです。途中で不慮の事故が起き、命を落としてしまう人もいるくらいです。
それだけ危険な登山なのです。
しかし、近年では登山者のノウハウも蓄えられてきているので、危ない箇所を回避できたりするようです。
少しずつ成功率も上がり、事故率も下がる傾向にあるようです。
雪崩などの自然災害に見舞われることも
登山が断念される理由は様々ですが、雪崩などの自然災害もその1つといえます。標高が高い分気温も低く、雪もかなりの量があります。
その雪で雪崩が起き、ルートを塞がれてしまっては、どうしても続行することができなくなってしまいます。
どれだけ準備して、山頂にたどり着けるだけのものを用意していても、自然災害で夢を断たれてしまうこともあるのです。
世界一高い山は、かなりの過酷さだった
いかがでしたでしょうか。2000年以降、エベレストに登山する人も増える傾向にあるようで、だんだんと成功しやすい環境が作られてきているようです。
しかし、自然の中では何が起こるかわからないのも事実です。エベレストに挑戦する理由は人それぞれですが、中途半端な覚悟では登り切ることができない山となっています。
人生の中でかなり上位のチャレンジになるのではないでしょうか。頂上にたどり着いた時の感覚はどれだけ考えても、想像もつきません。
興味が湧いた方は、覚悟を持ってチャレンジして見てください。普通の人には手にすることのできない、大きな経験ができると思います。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
趣味レベルじゃないよね。人生賭けられる人が挑戦すべきだと思う。でも登頂した時の達成感はすごいんだろうな〜!