年度替わりの3月には人の入れ替わりも増え、週末の送別会が多くなる時季です。
ただ会食をするだけでなく、せっかく同じ職場の人などが集まる場なので、何かみんなが盛り上がる企画を・・・
と考えている幹事さんもいるでしょう。
最近はパーティーを手軽に盛り上げるものとして
ビンゴ大会
が人気のようです。
送別会のように主役がはっきり定まっている宴会でも、ビンゴって向くものなのでしょうか。
ビンゴ大会のいいところ
知らない人の多いパーティーも盛り上がる
会社関係の人の送別会では、時たま違う部署の人も参加しているなど、普段プライベートな会話をすることのない人たちとも一緒になることがあります。
時間ももたせて、会話のきっかけを作るビンゴは、全体の盛り上げにとても役に立ちます。
景品がもらえる
ささやかな品であれ、もらえれば嬉しい景品を選んでおくと、当たり外れの反応もより盛り上がってきます。
全体の人数にもよりますが、余興として楽しむ程度の景品を人数の1/3くらいの個数用意しておくのが丁度いいようです。
海外旅行など、豪華すぎる商品は外れた人に不公平感を生みますから、全員が知らない人なわけではない場合は、後々気まずさを残す危険もあるので注意しましょう。
主役がしょぼ~んとしないように注意
楽しく盛り上がるビンゴですが、あまり盛り上がり過ぎると、誰のための会なのかわからなくなってしまうので、その辺の進行には気を使いたいものです。
主役を立てたい宴会には不向き
職場の偉い人の送別会などでは、ビンゴでペーペーの若僧などが当たって盛り上がり、主役は何にも当たらない、となると、中間管理職の心中はあまり穏やかでいられないかもしれません。
気さくにみんなで楽しむ雰囲気の職場だったり、卒業式後の送別会のように、誰が得しても損しても気まずくならないパーティーに、ビンゴは向いています。
司会と幹事はちょっと大変です
良い景品が初めに出尽くしてしまうと、後半が盛り下がるので、その辺うまく小細工したり、程々の値段と数の景品を考えたり・・・・
準備する人は、思った以上にいろいろ気遣いを要求されるイベントです。
いくら主役を立てるといっても、「上司の歌のDVD」など誰も欲しくないような景品を用意するとドン引き大失敗するので、くれぐれも気を付けて下さい。
景品の分、会費が高くなります
会社がスポンサーになって開催してくれる合同送別会ならばいいのですが、飲食店などで開催する会費制宴会では、飲食代にプラス景品購入費も入ります。
主役分は別にプレゼントの用意があり、会食代も他の参加者全員で被っていたりすると、かなり高い会費になります。
人によっては複数の送別会がこの時季重なっていることもあるでしょう。
できれば予算は低くしてあげたいなぁ・・・
という場合はビンゴじゃない余興をオススメします。
去っていく人に今までの感謝を伝え、互いに先の健康と成功を祈るための送別会、下手に盛り上げるより、じっくりお話をする時間が長いほうがいい、という考え方もあります。
ビンゴ大会を導入する場合は、あくまでも余興に留めるような配慮にお気をつけください。
楽しく、明日への鋭気を養えるような送別会になることをお祈りします。
送別会でビンゴやったらめっちゃ盛り上がりそうやな!
景品は、センスが問われるから難しいでぇ~