デジタルタトゥーとは?
タトゥーは消せない
知り合いの大学生がタトゥーを入れたいといっていたので、止めました。
彼はファッションでと考えていたようなのです。
たしかにファッションでタトゥーを入れる人がいることはわかっています。
若いうちはいいのかもしれませんが、結婚して子供ができたときに必ず困ると思ったのです。まだまだタトゥーに対して悪い印象を持っている人は大勢います。
なにより後で消そうと思っても消せないものです。
消せない投稿、画像
デジタルタトゥーが問題化しています。
そのまま直訳すると
電子的な刺青
となります。
ネットに投稿した画像や投稿は半永久的に残ることからこのような呼ばれ方をしています。
最近常識外の行動をした画像を投稿することが問題化しています。
これらの投稿を
デジタルタトゥー
と呼んでいるのです。
本人が死んでも永久に残る
少し前にコンビニのアイス用陳列棚に横たわって取った写真を投稿したネットユーザーが問題になりました。
このような投稿はネット上で拡散していきます。
仮に投稿者本人が削除したとしてもおびただしい数のコピーが出まわってしまっており、すべて削除するのは事実上不可能です。
そして拡散した画像、投稿は半永久的に残ります。
投稿者本人が亡くなったあともネット上に存在し続けるのです。
破滅を呼ぶ
度を過ぎた画像投稿をするネットユーザー
駅のホームから線路に降りた写真。
テーマパークのアトラクションに全裸で乗った写真。
このような写真の投稿をするネットユーザーが後を絶ちません。
目立ちたいから、話題になりたいからと彼らは語ります。
若気の至りなのかもしれません。
ですが社会に対する影響は本人が考えるよりも深刻な場合があるのです。
休業に追い込まれた店も
前述したコンビニは投稿のせいで閉店に追い込まれたと聞きます。
人が横たわった陳列棚の商品を売ってしまったことで非難を受けたのです。
線路に降りた写真を投稿したユーザーは家裁送致されてしまいました。
アトラクションに全裸で乗った写真のユーザーは書類送検されました。
いたずら、悪ノリでは済まされない事態に発展したのです。
彼らは反省しているでしょう。
でも彼らが投稿した写真は永遠にネット上に残るのです。
投稿者自身も巻き込まれる
写真はテレビで放送されるように顔の部分にモザイクなどかかっていない状態で投稿されました。
ですから個人を簡単に特定できてしまいます。
たったワンクリックしただけでとんでもない事態になってしまい、消したくても消せない状態なのです。
ネット上で匿名性などありえない
事件になったあとでは遅い
まず顔が公開されてしまったことで、全国に自分がしたことが知れ渡ってしまっています。
最近のスマホは位置情報も付加されてしまいますから、大まかな住所は特定できてしまうでしょう。
さらに悪意のあるユーザーが投稿者の実名を公開してしまったらどうなるでしょうか?
どんなに後悔しても元に戻すことはできないのです。
ネットの怖さを再認識すべき
ネットに投稿するという行為のデメリットをしっかりと把握するべきです。
ネットだから非常識が許されるというわけではありません。
デジタルタトゥーを残さないために一人ひとりが考えなければいけないことがあるはずです。
若い頃は、周りにどんな影響を起こしてしまうかわからずに行動することがあると思うけど、やっていいこととやったらアカンことがあるんやで!
気をつけやぁ~