犬を飼うと、家族同然の存在となります。だからといって、甘やかしすぎてはいけません。最低限のしつけをしてこそ、犬と良い関係を築くことが出来るのです。
しかし、しつけといってもどうしたらいいだろう?と思う方が多いと思います。
しつけには、正しい順序というものがあり、順序良くいくことによって犬にも自分にも負担を少なくすることができるのです。
今回は、この犬の正しいしつけの順序を紹介していきたいと思います。
その1、上下関係を作る!
犬は縦社会の生き物
上下関係を作るのも立派なしつけです。
もちろん、人間が上の関係を作りましょう。なおかつ良い上下関係を作ることが重要となってきます。
犬は縦社会の生き物なので、人間がリーダーだとわかるようにしてあげればいいのです。
人間の事をボスだと教えることにより、今後のしつけがしやすくなります。
具体例を少し紹介しましょう。
犬の餌は、人間の食事が終わってから与える
大体の動物は、群れのボスから食事をとります。なので、人と犬の間でもそうしましょう。
引っ張り合いの遊びはNG
この遊び方は、兄弟同士という感覚でどちらが上か競い合っているのです。最後に、手を話して終わることありますよね。
これは、人間側は「やめたー」のつもりかもしれませんが、犬側からすると「勝った!」と思ってしまうのです。
こういう遊びを積み重ねると、犬は自分が上だと錯覚してしまします。
その2、外出時に必要なしつけを教える
まわりに迷惑をかけないためにも
外出時に必要なしつけには
- ハウス
- 待て
- ふせ
- よし
などがあります。
犬をお留守番させる時、「ハウス」の一言でゲージの中に入ってくれるとすごく楽です。
犬を連れて外出する場合でも、「待て」「やふせ」を覚えさせていると、走り回ったり吠えたりすることがなくなります。
まわりの人にめいわくをかけないためにも、すぐに覚えさせたいしつけですね。
ここまでが、最低限のしつけとなっています。
その3、覚えさせると便利な「しつけ」
そろそろ楽もしてみたい
その1、2が出来れば、ある程度人と犬との良い関係を作れます。
そこで次に、覚えさせるとなにかと便利なしつけです。
例えば、
持ってきて
というのはどうでしょう。
TVのリモコンなんかを持ってきてくれたら楽ですよね。
ボールを使って教えるというのが効果的です。
持ってきてくれた時は、おもいっきり褒めてあげてくださいね。
しつけの注意点
犬の集中力は長続きしません
特に、子犬だと甘えたい、遊びたい盛りなのでしつけの時間は短く何度も繰り返すようにします。
一度に多くのことを教えようとすると、どれも中途半端になってしまい、犬との関係が崩れてしまう恐れがあります。
しつけはゆっくり!根気よく!を意識しましょう。人と犬とのより良い関係を目指して頑張ってください。
可愛がるのは良えことやけど、甘やかすとはまた別のことやで!
犬をちゃんと躾けてあげへんと、公共の場とかで迷惑をかけることになるから気いつけやぁ~