学歴は何を語るのか
いい大学イコールよい人材?
思わず筆者は聞き返してしまいました。
あるアルバイトにWEBから応募したときの話です。
持参するもの欄に履歴書の記載がありませんでした。
担当者に確認の電話を入れたところ
との回答が返ってきたのです。
その後そのアルバイトの面接にいった際、簡単な経歴をその場で記入しました。
でも本当に履歴書の提出は求められなかったのでした。
その後、いくつかのアルバイトに応募したのですが、意外にも履歴書不要のケースが多かったのが印象に残っています。
でもこれはアルバイトの話、社員であれば履歴書は必須です。
筆者は大学に行きませんでした。
だから学歴はけっして誇れるものではありません。
いい大学を卒業しているからといってよい人材とは限りませんが、やはり学歴というものは非常に重要だと思っています。
たとえば東大卒の人は東大に入学するために努力をしたわけですから、評価されるべきだと筆者は思っています。
学歴だけでは計れないもの
学歴だけでは計れないものを知るために、エントリーシートであるとか面接などでその人の資質を確認するのでしょう。
募集枠に対して何百人もの応募がある時代です。
採用する側としては、一人ひとりの資質を面接で確認することが物理的には難しい。
そこであらかじめ書類選考を行います。
その要が
履歴書
書類選考である程度ふるいにかけてから人数を絞って、面接を行わざるを得ないというのが現状なのでしょう。
人物重視そして人材確保
すでに中途採用では書類選考行わず
大手ディスカウントストアを経営する
ドン・キホーテ
が快挙にでました。
なんと、履歴書による書類選考を行わないことを発表したのです。
しかも、アルバイトの採用についてではなく新卒採用についての施策です。
このニュースを聞いたとき正直驚きました。
ドン・キホーテのこの施策の背景には人物重視という意味合いが大きいようです。
書類選考を行わず、面接で応募者の資質を見極め、採用・不採用を決めるという訳です。
すでに中途採用では2014年3月からこの施策に基づき書類選考を行わず、全員と面接を実施、効果を上げているとのこと。
もう一つの側面
もう一つの背景は
人材不足
流通業界は人材不足の傾向にあると指摘する専門家がいます。
またドン・キホーテは今後店舗数を拡大させる計画があり、そのための施策でもあるようです。
履歴書はこれまで就職活動には不可欠なものとされてきました。
でも、それでは応募者のもつ資質を見抜くことが難しい。
人物重視のこの施策、今後の就活の流れを変えるほどの転換点になるかもしれません。
最近は、良え大学を出てもなかなか就職が出来ひんって世の中やん。
その中で、このドン・キホーテの履歴書不要ってのはどうなるんやろ?
正直まさケロンは、変わらんと思うわぁ~
結局、学歴ってわけやないけど・・・
良え大学を出たって事実は、消えへんからな。