5月の第3 日曜日を最終とする3日間、東京を代表する祭り
三社祭
が行われます。
浅草の浅草神社の例大祭であり、正式名称は
浅草神社例大祭
といいます。
福岡の博多どんたくや青森のねぶた祭りなど日本にはさまざまな歴史をもつ祭りがあります。
それらの祭りは今も多くの人に支えられて受け継がれています。
日本の心を表す祭り、今回はそんな祭りのひとつ東京の浅草三社祭についてご紹介いたします。
浅草三社祭の由来
三社祭の起源は、今から1360年程前にさかのぼります。
当時、隅田川で漁労に精をだしていた兄弟が漁網の中から1像を持ち帰り、土地の文化人に見てもらったところ、
であるとその功徳を説かれます。
その後、自宅に堂舎を構えて寺とし、三人共々厚く聖観音像をお祀りするようになったとのこと。
これは、浅草寺の起源といわれているものですが、後にこの3人を浅草の開拓者として三社大権現の尊称を奉り、祭祀されるようになったことが浅草三社祭りの由来といわれています。
平安末期(約700年前)が始まりとされています。
昔は3月17日、18日、2年に一度のペースでお祭りが行われていました。
浅草三社祭のみどころ
なんといっても浅草神社の神輿3基と100を超える多くの町内神輿がみどころです。
浅草界隈を大きなかけ声とともに練り歩きます。
ふんどし姿の人も多くみかけます。
また、神輿を上下左右に大きく振り動かしたり、わざと荒々しく揺さぶったりすることがありますが、これは神輿に坐す神様の魂振り(たまふり)といわれるもので、神様の霊威を高め、豊作や豊漁、疫病の退散になると昔から言い伝えられているからだそうですよ。
宮出し、宮入りの見学も穴場スポットとしてオススメです。
また、注目のイベントとして
びんざさら舞奉納
も見逃せません。
びんざさら舞奉納は、
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 子孫繁栄
などを祈って氏子たちによって拝殿で
びんざさら舞
が奉納されます。
びんざさらとは楽器のこと。
この楽器を鳴らしながら舞が披露されます。
浅草三社祭の特徴は趣向をこらした衣装にもあります。
華やかで伝統ある衣装は、見どころのひとつです。
さらに浅草というと情緒あふれる下町の見学も見逃せません。
祭りと同時に浅草独特の町並みを味わうことができるのも嬉しいポイントです。
ほかのお祭りとは違う、下町独特の雰囲気をもつこの浅草三社祭。
祭り好きにはたまらないお祭りですので、ぜひ足を運んでみて下さい。
きっと楽しい発見がありますよ。
このお祭り、一回テレビで見たことあるわぁ~
めっちゃ盛り上がっとって楽しそうなお祭やったな!
いっぺん行ってみたいなぁ~