昔は母子手帳に
日光浴の効用
などが記載されており、適度な日光浴が推奨されていました。
しかし、紫外線がシミ、シワなどの皮膚の老化をはやめることに加え、皮膚がんや白内障などの重大な影響を及ぼすことがわかってきた最近は、その記載も削除され
という考え方が定着してきました。
子供のころに紫外線を多く浴びてしまった人は若い年齢で皮膚ガンになりやすいといわれています。
これから先、皮膚がんが増加するともいわれていますよね。
しかし、赤ちゃんや子供はそんなことはまだわかりません。
ですので、母親が気をつけてあげることが何よりも大切です。
今回は、赤ちゃんの紫外線対策についてのお話です。
赤ちゃんの紫外線対策
まずは、なんといっても紫外線が一番強い時間帯といわれる10時〜14時の間は赤ちゃんを連れての外出はできる限り控えるようにしましょう。
また、どうしても外出する必要がある場合は、確実な対策が必要です。
- 通気性のよい長袖、長ズボンを履かせる
- 露出している部分には、ぬり忘れがないように日焼け止めをぬる
- ベビーカーに日よけをつけたり、抱っこする場合は日傘をさす
- アトピーなどの場合も、肌にあう日焼けどめを探してぬってあげる
アトピーなどの湿疹がでている場合でも、紫外線で悪化してしまう恐れがありますので病院の先生に相談して紫外線対策はするようにしましょう。
また、汗などにも敏感ですのでこまめに拭き取ってあげることが大切です。
日焼け止めは手の甲や足の甲はぬり忘れが多いので注意が必要です。
くれぐれも有機物質が入っている日焼け止めは使わないようにしましょうね。
バスタオル、タオルケットがオススメ
長袖、長ズボンが暑い場合は、通気性のよいバスタオルやタオルケットを一枚常備していると便利です。
肌ざわりのよい質のよいものがよいですよね。
日が当たる時だけ露出がないようにかけてあげることができます。
赤ちゃんのお肌は清潔に保つことが大前提
日焼け止めクリームをぬる際にも、まずはお肌を清潔にしてからが大前提です。
赤ちゃんは体温が高く、あせもなどもできやすいです。
とてもデリケートなお肌ですので、食べこぼしや汗がある状態で日焼け止めを塗ると炎症の原因になってしまいます。
また、長時間外出するときには、ぬり直してあげることが大切です。
ぬり直しの時にも清潔にしてからが理想ですが、それが難しい時には、日焼けどめのぬり直しだけでもしてあげましょう。
大変な時もありますものね。
でも、帰宅したらキレイに洗い流してあげましょうね。
赤ちゃんの頃から、ちゃんと紫外線対策をしとかんと成長したら皮膚がんのもとになるかもしれんね。
お母さんは頑張りや!