7月というと
お祭りシーズン
日本三大祭りである、京都の祇園祭が1ヶ月にわたって開催されるほか大阪の天神祭も7月です。
花火大会なども含めると7月の一ヶ月間で日本全国で約300近くのお祭りが開催されます。
やはり、日本人はお祭り好きですね。
いやいや、日本人だけではなく「祭り」は世界中の人々が愛するイベントなのかもしれません。
さて、今回はそんなお祭りの中から、ほおずき市をご紹介したいと思います。
都内最古の浅草寺
浅草といえば
- 雷門
- 宝蔵門
- 五重の塔
- 二天門
- 浅草神社
など由緒ある建物が多数存在する観光スポットです。
その中のひとつ、浅草寺は創建は
628年
都内最古といわれるお寺。
日本中から観光客、参拝客が訪れる人気スポットとなっています。
そんな浅草寺で下町情緒溢れるお祭りが
7月9、10日
に開催されます。
ほおずき市ってどんな祭り?!
夏の訪れを告げるお祭りとして知られる
ほおずき市
鮮やかな朱色のほおずきを売るお店が120以上も並び、出店も立ち並びます。
涼しげな風鈴の音、浴衣で歩く人々、そして緑と朱色のコントラストがなんとも素敵なほおずきが、風流な江戸の下町を連想させます。
ほおずき市の由来
古来より、観音様とご縁がある日(縁日)は、毎月18日とされていました。
その後、縁日以外に
欲日(功徳日)
という日が加えられ、この日に参拝すると、一回の参拝で数百日分、あるいは数千日分の参拝に値するご利益があるとされています。
その功徳日の中の一日にあたるのが7月10日
なんと
4万6千日分の功徳
があるとされ、大功徳日といわれていました。
この日は昔から多くの参拝客が訪れます。
前日から訪れる人々も増え、「ほおずき市」は2日間にわたり開催されるようになりました。
なぜ「ほおずき」?!
昔から人が多く集まる縁日には
市
がたちます。
ほおずき市もそのひとつ。
ほおずきは、煎じて飲むと疼痛や内臓疾患によく効くといわれていました。
ですので、お参りの土産としてほおずきを持ち帰るというのが通例になっていたといわれます。
また、源頼朝が奥州討伐の帰りに浅草で軍勢を休ませ、熱中症などで倒れた兵士にほおずきの実を食べさせたことにも由来しているといわれます。
浅草寺のほおずき市
他のお祭りとはまたちょっと変わった雰囲気のお祭りです。
浴衣を着てうちわを持って、下町情緒を満喫したいお祭りですね。
ほおずきは、日頃はあまりみかけなくなりました。
そんなほおずきに囲まれて、日本らしい昔ながらのお祭りですよね。
素敵です。
江戸の情緒を感じることが出来るお祭りかぁ~
ええな!
いっぺん行ってみたい。