映画

英国きっての諜報部員、ジェームズ・ボンドの年収が気になる!

Written by 言祝(kotoho)

ハイリスク、ハイリターン

世界でもっとも有名なスパイ

社会人の収入を計るもっとも一般的な数字が「年収」です。みなさん自分の年収を把握していますか?

もちろん収入は多いに越したことはないですが、まあ、平均値はクリアしたいところですね。

さて、年収といえば以前からずっと気になっていたことがあるんです。

みなさん、ジェームズ・ボンドをご存じでしょうか?

イギリスの作家イアン・フレミングが作り出した世界でもっとも有名なスパイです。

「007」 のコードネームを持つこのキャラクター、映画にもなっており現在シリーズ継続中です。

映画ファンのみならず映画に興味がない人も「007」という名称は聞いたことがあるはず。

毎回、命を危険にさらしながらも強大な敵と戦うシリーズは極上のエンターテイメントとして本国であるイギリスのみならず世界中のファンを魅了し続けています。

さて、ジェームズ・ボンドって年収いくらもらっているのか、とっても気になるのです。

実は公務員?

まずジェームズ・ボンドについて簡単におさらいしてみましょう。

まず職業ですが、英国の対外情報機関『MI6』という組織の一員です。

ということはジェームズ・ボンドはざっくり分けると国家公務員ということになります。

ただし、その任務は非常に高度なスキルや身体能力を要求されるものです。そのような要素を加味すると、相当な年収をもらっていることが予想されます。

なにしろ相手にしているのが世界を危機に陥れることができる力を持った者たちです。

一歩間違えれば命を落とします。一般人が一生かかっても経験できないような命のやりとりを踏んでいるのですから、その収入も桁違いなのではないかと思うのですが、さて、実際のところはどうなのでしょうか?



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やっぱりかなりの額をもらっていた

原作本に年収の記載アリ

1955年に書かれた小説「ムーンレイカー」にボンドの収入に関しての記載があります。

それによれば、年収が1500ポンド、プラス特別手当のようなものが500ポンドで合計約2000ポンドだそうです。

この記事の執筆段階で1ポンドが約180円ですから、日本円にして『36万円』です。

この数字だけ考えるとあり得ないほど低い収入ですが、あくまでも1955年当時の金額であることに注目してください。

ちなみに1955年の日本の大卒男子の初任給平均が『約1万3000円』という統計があります。

これを年収に直すと、『15万6000円』

これだけでもジェームズ・ボンドがいかに高給取りかがおわかりいただけると思います。

まあ現在のレートに直すとおそらく何千万という金額になるのではないかと考えられ、富豪とは言わないまでもお金に困ることはなかったことでしょう。

武器とかの装備は基本的に経費

ジェームズ・ボンドは『スパイ』です。

だから当然のことながら武器を装備しています。ボンド・カーと呼ばれる特殊装備を施した自動車がその代表的な例です。

これらの装備はボンドに貸与され、その費用はイギリス政府が負担しています。

また職業柄ボンドは世界中を移動するのですが、その費用は必要経費としてすべて計上されていることでしょう。

映画を見るとわかりますが、ボンドは現地ではかなり高級なホテルに滞在することが多いようです。危険な任務を遂行しているとはいえ、うらやましい限りです。

でも敏腕諜報部員とはいえ、そこは国家公務員。

任務が終わった後、高級ホテルの領収証などを提出して経費の精算を行っているのでしょうか。だとしたら、ちょっと笑えます。

まさケロンのひとこと

まさケロンも敏腕諜報部員目指そうかな~。まずは「まさケロン・カー」と呼ばれる特殊装備を施した自動車をつくってもらおう。

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」