生き物

オリンギトの性格は乱暴?新種生物認定のプロセスとは

Written by たき

新種の生物、オリンギトとは?

今年の8月にコロンビアで新種の生物が発見されました。

名前はオリンギト

名前からその姿を想像してみてください。何やら怖そうな生き物を想像しますね。爬虫類っぽい姿が想像できます。

牙が生えていて肉食で、極めて獰猛。人間を襲うこともある、そんなイメージはありませんか?

このオリンギト、その姿がネットで話題になっています。よっぽど怖ろしい姿をしているのかとおもいきや、

「猫とテディベアを足したみたい」
「可愛すぎる」
「ぬいぐるみみたい」
「モコモコしてそう」
「ペットとして飼いたい」

どうも、その名前からイメージする姿とはほど遠く、愛らしい姿をした動物のようです。

オリンギトとはスペイン語で「小さなオリンゴ」という意味だそうです。

ここに出てきたオリンゴは中央から南アメリカにかけて生息するアライグマ科の小動物です。

写真を見てみるとハネのついていないムササビかイタチに似ています。オリンギトはこのオリンゴの仲間ということになります。

オリンギトの写真を見てみると、子熊に似ています。

灰色の体毛に覆われていて、コアラのようにまんまるのくりくりした眼が印象的です。

どことなく子猫にも似ています。

体長は35センチ程度。

名前からのイメージとは違い、愛らしい姿をしています。灰色のアライグマという表現がぴったりです。



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どのようにして「新種」と認定されるのか?

実はこのオリンギト、何年も前からアメリカ各地で生息が確認されていたそうです。

ですが小型のオリンゴだとみなされ、新種認定はされていなかったとのこと。

そもそも、どのようなプロセスを経て新種の生き物であるとの認定がなされるのでしょうか。

結論から先に述べると、認定する国際機関などは存在せず、発見者が研究論文などを発表し「新種」と位置づけるのだそうです。

その後ほかの研究者などが研究、議論し問題がなければ改めて「新種」と認められるのだそう。簡単にいえば発見者の自己申告ということになります。

そして裏付けを行い認定という形ですね。

てっきり国際的な研究機関がありそこが認定するのかと思っていましたが、そうではないのですね。

もちろん発見者の自己申告とはいっても生物学的に綿密な調査を経て発表されるわけですから、そんなに単純なものではないことは予想できます。

オリンギトをペットとして飼うことが出来る日が来る?

愛らしい、癒されるとネットで話題のオリンギト。

ペットとして飼いたいと思う人も多いのではないかと思います。

そんな日が来るのでしょうか。

愛らしいその姿とは裏腹に、生物学的にはアライグマの仲間に属するためあまり穏やかな性格ではないそうです。

飼育するには不向きかもしれません。いつか動物園で観察できる時が来るかもしれません。

そのときにはその愛らしい姿を見て癒やされましょう。

まさケロンのひとこと

可愛い顔して怖いやっちゃな・・・
もうちょっとおとなしい性格やったら人気でたんとちゃうかなぁ~

masakeron-sorrow


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筆者情報

たき

TRENDRIPPLE(とれんどりっぷる)応援キャラクターの「まさケロン」になりたいと思っていますが、なれそうにありません。