もういーくつ寝るとーおしょうーがつー
クリスマスも終わり、そんな歌が聞こえてきそうですね。
本当にあといくつか眠ればもう新年!新しい年の始まりです。
元旦、三が日といえば初詣ですが今年はどこに行くかもう決めていらっしゃいますか?
今年は出雲大社、伊勢神宮ともに遷宮(せんぐう)されたことに注目が集まりましたね。
いつもは近くの神社だけという方も、今年は足を伸ばして出雲大社や伊勢神宮に出向かれるのも良いかもしれませんね。
遷宮(せんぐう)とは何か…
今年一年テレビや雑誌などでもよく聞かれた遷宮(せんぐう)。
言葉から宮を移すことかなということはなんとなく伝わってきますね。
遷宮は下記のような場合に御神体を遷すことをあわらしています。
- 神社の本殿を修理新築する場合
- 同じ境内で別の位置に本殿を新築移転する場合
- まったく別の場所に本殿が新築移転する場合
神社によっては定期的に遷宮を行っているところもあり、そちらは式年遷宮と呼びます。
今回の場合は伊勢神宮はそれにあたり神宮式年遷宮と呼ばれているそうです。
出雲大社の場合はおおよそ60年~70年の間隔で本殿が建て替えられていますが、必ずしも建て替えが定期的ではないので式年遷宮とはよばず遷宮と呼ぶとのことです。
ちなみに本殿を新築修理はせず御神体のみを別の場所へ遷すことは遷座と言い、これは御神体のみでなくご本尊を他の場所に遷すさいも使われます。
伊勢神宮と出雲大社のお参りについて
伊勢神宮と出雲大社はお参りの仕方にもルールがありますので、この機会に覚えてみたれるのも良いと思います。
せっかく参拝に行くのですからきちんとしたいですもんね。
伊勢神宮
外宮から内宮への参拝が基本です。
参道も外宮では左側、内宮では右側とそれぞれ異なるのでご注意ください。
正殿での参拝は白布がかけられた外玉垣南御門の前で行います。
ここには賽銭箱も鈴もありません。
それは古来より伊勢神宮では私幣禁断で、幣を捧げられるのは天皇のみだったという名残とのことです。
個人的な捧げ物や祈願も禁じられていたとのことです。
代わりに布が置かれていますのでそれに静かにお賽銭を入れて二拝二拍手一拝でお参りしてください。
出雲大社
御神体が遷(うつ)られたばかりの本殿にはここからお参りするとのことです。お参りは二拝四拍手一拝で。
清浄な伊勢神宮や出雲大社の空気に触れることで、心身ともに清廉な気持ちになって1年を迎えられると思います。
伊勢神宮の式年遷宮、生で見たかったなぁ~
テレビでは見とったけどホンマにぎょうさんの人が来とったみたいやな!