毎日三度の食事を考えることってけっこう重労働。アイデアを出すという頭脳労働と、実際に体を動かすという肉体労働の二重の側面があるから当然です。
そのうえ家族からの率直な評価に曝されるのだから、たまったものじゃありません。冷凍食品をそのまま出そうものなら
「手抜き」
のレッテルを貼られかねません。
「じゃあ、お前作れよ!」
と言いたくなるところです。
そこで今回は、冷凍食品に一手間加えることで、手抜きにはとても見えない料理を紹介します。今回取り上げる食材は、子どもが大好きなギョウザです。冷凍食品としても定番で、セールの時には格安で購入することができます。
南蛮風ギョウザサラダ
野菜を漬け込むだけ!
後一品足りないときにぴったりな料理です。3ステップで完成です。
- 酢と砂糖と醤油を3:1:1の割合で調合して、三杯酢をつくります。
- ニンジンとピーマンを薄切りにして、三杯酢に3時間つけます。
- 好きなサラダをつくり、そのうえにレンジでチンしたギョウザを載せ、②をかけます。
たったこれだけで完成です。漬け込んだニンジンとピーマンが如何にも「料理しました」感を演出してくれます。
お買い物に行きたくない日に
雨が降っていたり、昨日寝不足だったりするときのお買い物って気がむきませんよね。それでも食材の調達に行かないといけないのが主婦業の悩み。
そんな時は、南蛮風ギョウザサラダがおすすめです。調味料は一般的な家庭なら常備されているものですし、野菜も常備野菜としてストックしている家庭が多いのではないでしょうか。
ささっと家にあるものでできるのが、南蛮風ギョウザサラダの魅力です。
ギョウザラザニア
ギョウザが洋食に変身
ギョウザといえば中華のイメージがありますが、洋食に変身させることができます。
これも3ステップで完成です。
- 耐熱皿にギョウザを敷き詰めます。
- ギョウザの上にレトルトのミートソースをかけます。
- とろけるチーズをのせてレンジでチンします。
簡単でしょう?
「今日はラザニアだよ」と言ったら、家族のテンションはきっと上がるでしょう。ギョウザとミートソースでお肉たっぷりなので、男性ならきっと喜びます。
勉強を頑張っている子どもの夜食に
受験シーズンになると、今まで勉強を頑張ってこなかった子どもでもエンジンがかかります。そんなときに、なにか力になりたいというのが親心というもの。
そんな時、包丁もせず、大した洗い物も必要ないギョウザラザニアを出してみてはどうでしょう。濃厚な香りに子どもの目が覚めることは間違いありません。またお肉たっぷりですので、小腹が空いたときにぴったりです。ただ、太ってしまわないように、分量は調節してくださいね。
ギョウザカレー
最強!手間いらず!
最後に紹介するのが最も簡単な料理です。
- ミックスベジタブルを鍋に入れ、コンソメスープで茹でる。
- 茹であがったら、カレー粉とコショウで味付けする。
- 冷凍ギョウザを入れて5分ほど茹でる。
たったこれだけです。10分かからないのではないでしょうか。ギョウザには粉がついているので、自然とトロミがついてきます。それがまた「料理しました」感を演出してくれます。
いつもと違ったカレーをつくるときに
料理のアイデアに困ったときに、ぱっと思いつくのが、カレーです。とはいえ、なんでもかんでもすぐカレーにしていたら
「またカレーかよ」
と思われてしまうので、いやですよね。
そんな時は、
「中華風の具材でスープカレーをつくってみました」
と家族に出してみてはどうでしょう。中華風のカレーというのは珍しいですし、スープカレーだととろとろのカレーとは気分が変わってくるはずです。
冷凍食品は簡単に作れるだけでなく、特売の日に買いだめしておけば、お財布にも優しいのが嬉しいところ。美味しい料理を賢くつくれば、料理を食べる家族もきっと満足してくれることでしょう。
最近の冷凍食品すんごいよくできてるよね。ちょい手を加えるだけでお店の味を超えちゃうかも?!