毎日の朝に欠かせない牛乳。そして日々捨ててしまっている牛乳パック。けっこうしっかりした紙なのにもったいないと思っている人も多いはず。特に環境問題に関心のある人なら、
「この紙をつくるために何本の木が切られているのだろう」
と考えてしまいます。
そこで今回は『牛乳パックをリユースするアイデア』を4つ紹介します。リユースの前に、牛乳パックをよく洗って、よく乾かすことを忘れないでくださいね。
1. そのまま使う
魚をさばく時に
よく洗って乾かした牛乳パックを切り開きます。そして、まな板の上に敷いておけば、魚や肉を切る時に、まな板を汚さずに済ませることができます。
特に、魚をさばく時には役立ちます。なぜなら、魚を捌いた後の内蔵を、直接触れることなく、牛乳パックにつつんでそのまま捨てることができるからです。
揚げ物に
よく乾かした牛乳パックを切り開くまでは前の項目と同じです。次に、牛乳パックを2枚にはがして薄くします。牛乳パックは分厚いので簡単に2枚にはがすことができます。
2枚に剥がした牛乳パックは、油をよく吸い取るので、揚げ物の余分な油を落とすためのクッキングペーパー代わりになります。
2. 氷柱をつくる
クーラーボックスなどに入れる大きな氷が欲しい時に
クーラーボックスのなか全体を冷やすために、特大の氷が欲しい時がありますよね。そんな時にも、牛乳パックを活用しましょう。
方法は簡単。まず、牛乳パックを冷凍庫に入る大きさにカットします。そして、水を入れて、ラップで蓋をして、冷凍庫に立てて入れます。そうすれば、牛乳パックのサイズそのままの特大氷をつくることができます。
花を入れれば氷柱花に
花を入れて凍らせれば、綺麗な氷柱花をつくることができます。花はそのへんに咲いている花でかまいません。氷に入れるだけで、ぐっと綺麗になりますので、あなたの女子力をアピールできますよ。
3. 植木鉢
多肉植物にぴったり
牛乳パックは、水分である牛乳を保存する容器なので、気密性はばつぐんです。そのため、土を入れても安心ですし、ちょっと水をやっても漏れ出しませんので、多肉植物の植木鉢にぴったりなのです。
デコレーションしよう
植木鉢に最適な容器とはいえ、牛乳パックのままでは、お部屋に飾るものとしては味気ないですよね。そこで、好きなお見せの包装紙で包んでデコレーションしてみましょう。そうすれば、気分の明るくなるお部屋のインテリアに早変わりです。
花びんにもなる
先述のように、牛乳パックは気密性十分なので、もちろん花びんとしても活用できます。花びんとして活用する時には、なかに剣山を入れる必要があります。とはいえ、剣山なんて無い家も多いはず。
そんな時は、ビー玉をしきつめましょう。そうすれば、簡単に花をさすことができます。あるいは、スポンジでもかまいません。スポンジならどんな家庭にもあるのですぐに花びんをつくることができます。花びんをつくる時には、包装紙よりも和紙で包むと雰囲気がでますよ。
4. 整理箱
引き出しの整理箱に
引き出しのなかが小物でぐちゃぐちゃになってしまっている場合にも、牛乳パックが整理箱として役立ちます。引き出しの高さに合わせて牛乳パックを切り、引き出しのなかに入れておくだけで、小物を小分けする小箱になってくれます。牛乳パックですので、汚れたら新しいものに変えればいいだけですので、文房具の整理にも役立ちます。
カラフルなリボンで取っ手をつけよう
引き出しの中だけでなく、小さなカラーボックスに入れて活用することもできます。その場合は、とってをつけておくと便利です。好みの色のリボンで取っ手をつければ、気分がよくなりますし、目印としても活用できます。
毎日捨ててしまっている牛乳パックもアイデア次第で様々な活用方法が考えられます。気密性や堅牢性など、牛乳パックはとても優れた容器ですので、ただ捨ててしまうのはもったいないのです。牛乳パックのリユースからエコロジーな生活を始めてみませんか?
牛乳パック洗ったあと残るあのニオイがちょっと好きだったりするんだよね~。