いよいよ本格的に夏ですね。みなさん、蚊取りマットは使っていますか??
蚊取り線香派の人もいると思いますが、室内で使うには蚊取り線香のニオイが気になってしまいます。外で使うと夏っぽくて良い雰囲気の匂いなんですがシーンを選ぶと思います。
蚊取りマットをつけとくだけで室内では結構快適に過ごせます。寝てる時に耳元などで飛ばれたらたまったものではないです、ただでさえ暑さで疲れがたまっているのに、就寝時に起こされていてはたまったものではありません。ストレスと睡眠不足をプレゼントされてしまいます。
夏場には必須アイテムになっている蚊取りマットですが、
- どのくらいの範囲が有効なのか
- どんな原理で蚊を退治しているのか
気になりませんか??今回はそこを解説していきます。
蚊取りマットとは
蚊を退治する有効成分を電気の熱で揮発させる装置で、発祥の地は日本です。
- マット式電気蚊取り
- 液体式電気蚊取り
の2種類があります。
蚊取り線香の電子バージョンのような物です。蚊取り線香と違って火を使わなくて良いのは魅力の一つです。
マット式
有効成分の揮発は使用開始時が一番多く、時間とともに緩やかになっていきます。
気密性が高いので夜間蚊の侵入が少ないマンション等に向いています。
電池で動くものが多くスイッチオンするだけで手軽に使える物です。
液体式
効力がマット式より強いですが機器そのものが熱を持ち、機器上部の蒸散口は140度近くまで上がります。
広い範囲で使えますが、使用するには火傷等の注意が必要です。
また使用するのに電源が必要なので使える場所が限られてきます。
どちらがいいの?
- 自宅の電力を利用する液体式の方が効力は強いです。
- マット式は電池等で動くので手軽さの面ではマット式に軍配が上がります。
使用環境によって使い分けるのが良いと思います。余程の大きい部屋でない限りは電池式のマット式を使うのが良いのではないでしょうか。
蚊を退治出来る原理
蚊取りマットや蚊取り線香にはピレスロイド系のアレスリンという成分が含まれています。
これが蚊を退治するのに抜群の効果を発揮します。この成分は蚊を寄せ付けない効果もあります。一度つけてしまえばつけている間は蚊の姿を見なくても良くなるって事です。
人に害はないのか
蚊取りマットの出すアレスリンというのは人への害はほぼありません。
なぜ“ほぼ”かというと、まず無いとは思いますが、異常な量を摂取すると遺伝子に影響をもたらし、
- 気管支喘息
- 鼻炎
- 結膜
などのアレルギー反応を起こしてしまいます。
普段蚊取りマットを使うぶんには問題ないですが、万が一液体式の液を飲んだりしてしまうことがあると危険です。
ペットへの害
人と同様でペットにも被害がほぼないです。ピレスロイド系の成分というのは少量であればすぐに体から出ていくので、ペットがいるお宅でも心配なく使用できます。
そもそもペットは蚊に刺されるとよくないですし、積極的に使った方が良さそうです。
熱を持つ液体式の使用は危ないのでマット式をお勧めします。
ただし昆虫には注意
ピレスロイド系の成分は昆虫には効果を発揮してしまいます。
蚊取りマットや蚊取り線香、スプレータイプの蚊取りは使用時に注意が必要です。夏ですから小学生の子供がいる家庭ではカブトムシやクワガタがいると思います。
蚊取りの成分はカブトムシやクワガタにも効いてしまいます。
使用時には別の部屋に避難するなどの対策が必要です。
まとめ
夏を快適に過ごすためには蚊取りマットの存在は欠かせません。通常の使用方法で使っているぶんには害もないですし安心です。しっかりと対策をし、蚊に刺されない夏を過ごしましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
蚊取りマットの注意事項は蚊取り線香とほとんど一緒だね!液体式は事故っちゃう可能性もあるから気をつけなね~。