3月10日は、東京都平和の日です。
皆さんはこの日に、何が起こったかご存知でしょうか?
昭和20年3月10日、
東京大空襲
の日です。
第二次世界大戦末期にアメリカ軍によって行われました。
今回は、「東京大空襲」と「東京都平和の日」について紹介したいと思います。
東京都大空襲
昭和20年の3月10日未明にアメリカ軍の大空襲により、東京は一夜にして焼け野原となりました。
- 死亡者約8万3千人
- 負傷者約4万人
- 被害者約100万人
にものぼりました。
都市部という人口が多い場所が標的となったため、このような大きな被害になったと考えられているのです。
この時アメリカ軍は、325機のB-29爆撃機を出撃させました。
なぜ3月10日を選んだかと言うと、火の手が広がりやすい高い風邪の強い日と予想されたためです。
東京都平和の日
平成2年7月に東京都は、平和国家日本の首都になりました。
その時に、戦争の悲劇を再び繰り返さないという事を誓い
東京都平和の日条例
が制定されました。
そして、この条例の中で、第一条に3月10日を「東京都平和の日」を定めると記されています。
第二条では、平和の義務を確認すると共に、平和への意識を高めるため記念行事を行うとされているのです。
平和の象徴
現在に至るまで人々は、多くの戦争を起こしてきました。
その中で、平和を願った人々が「平和の象徴」を作ったのです。
ここでは、その「平和の象徴」を紹介したいと思います。
鳩
「平和の象徴」と言えば、
鳩
ではないでしょうか?
何故、鳩が平和の象徴になったのでしょう。
その理由は、旧約聖書に載っているノアの方舟の記述が有名です。
ノアの洪水の時に、方舟から放たれた鳩がオリーブの若葉をくわえて戻ってきました。
これが、洪水が終わったことを知らせたとされていて「平和の象徴」とされているのです。
神聖な白い象
実は、象も平和の象徴として扱われているのです。
厳密に言えば、白い象が平和の象徴とされています。
更に、神聖な存在とされているので、昔から国の王によって守られてきたそうです。
その「白い象」がなんと、ミャンマーで見ることができます。
しかも、無料で!
本当に白いのか、一度見てみたいですね。
他にも、平和の象徴とされているものは多くあります。争い事は、必ずと言っていいほどに起こるのです。
しかし、人は学ぶことの出来る生き物、いかに争いを起こさないか考えることが出来ます。
争う前に、少し考えるだけで、争うを回避出来るのではないでしょうか。
戦争の誤ちを繰り返さへんためにも、戦争でどんなことが起きたのかを知ることが大切やと思うわ。
そうすることによって、二度と誤ちをおかさんとこっていう考えに至るしな!