ゴールデンウィーク到来
最大12連休
さて2015年もいよいよ中盤にさしかかり、毎年恒例のゴールデンウィーク到来です。
企業の対応によっても異なりますが、有給などをうまく組み合わせれば、最大12連休もの休みがとれるそうですよ。
海外で過ごす人も多いと思います。また、ゴールデンウィーク中は国内でも様々なイベントが開催されるために、プランを立てている人も多いと思います。
でも、喜んでばかりいる人だけとは限りません。
「ゴールデンウィークは仕事だよ」
という人も大勢います。
筆者もそのひとり。思い返してみると今までの四十数年の人生の中で、ゴールデンウィークに長い休みをもらった経験がありません。
せいぜいカレンダー通り、筆者、これまでにかなり仕事を転々としているのですが、業種によってはゴールデンウィークは「かきいれどき」だったりするので、まあとにかく、ゴールデンウィークは海外でのんびり、なんて思い出はありません。
独身の頃はそれでも納得してました。まあ、ひとりで連休過ごしてもつまんないし、仕事してた方がいいかも、なんて思っていました。
でも結婚して子供ができると状況が変わってきました。
「○○ちゃん、ディズニーランド行くんだって、ミッキーとかがいるホテルに泊まるんだって、いいなあ、行きたいなあ」
これが結構こたえるんですよね。
大人は割り切ることができるけど、子供はそうはいかない。
家庭を持つ身としてはつらいところではあります。
そもそも誰が作ったのか
映画会社の業界用語だった
5月3日の「憲法記念日」や5月5日の「こどもの日」などを中心としたこの大型連休、そもそも誰が作ったのでしょうか?
諸説あるのですが映画会社が作ったという説が有力です。
この時期に映画の興行成績が上がったことに注目した映画会社「大映」が1951年以降に使い出したのがきっかけといわれています。
もともとこの時期は祝日が重なった連休であり、これを利用して多くの観客に映画館に足をはこんでもらおうというキャンペーンだったわけです。
それが定着して、ゴールデンウィークという呼称が一般化したのでは、と言われています。
ちなみにゴールデンウィークは完全な和製英語、英語圏では通じません。
ただしこの時期を利用して多くの日本人観光客が訪れるハワイでは、Golden Weekが通じるという話があります。
銀行などの金融機関はこの期間にコンピューターシステムのメンテナンスを行うことが通例となっています。
お出かけを予定している人は早めに銀行に足を運びましょう。
さて、ゴールデンウィークの一般化に気をよくした「大映」は、秋の「文化の日」を中心とした連休を「シルバーウィーク」と名付けて二匹目のドジョウをねらいましたが、こちらは全く定着しませんでした。
一部のマスコミは「ゴールデンウィーク」と言わない
NHKをはじめとする一部のマスコミは
「ゴールデンウィーク」
という呼称を使わず
「大型連休」
と呼んでいるのはご存じでしょうか?
これは先述したように映画会社が作った言葉なので、特定業界の宣伝になってしまうと判断しているからだそうです。
休暇の平均日数
平均は5.7日
ある統計によると「2015年のゴールデンウィークにおける休暇日数の平均は5.7日」だそうです。
連休の開始日としては5月2日からがもっとも多く、これはカレンダー通りと言うことになりますね。
旅行先としては、国内は沖縄、海外ではアジアエリア、タイや台湾などが人気とのこと。
天気はおおむね良好
期間中の天気ですが、「全国的にほぼ晴れが続く」ようです、ただし後半は地域により雨のところもあるようです。
天気はおおむね良好ということなのでテーマパークなどの屋外施設も楽しめそうですね。
半数が「休暇中も仕事をする」と回答
興味深い記事を見つけました。
「ゴールデンウィーク中の仕事についての意識調査」です。
ゴールデンウィークに休暇を取る予定のビジネスパーソン、約460人に対して行われたアンケートなのですが、
との質問に、半数の50.3パーセントが
と回答しています。
仕事の内容については
- 「メールを読む」
- 「仕事関連の電話に出る」
などと回答しています。
時代を反映した調査結果だと思います。たしかに仕事の内容によってはメール送信で解決してしまうこともありますからね。
筆者も思い当たるところがありますが、休みで家にいても仕事関連のメールが届いたら、やっぱり読んでしまいますし、状況によっては返信することもあります。
休暇中とはいってもほぼ携帯電話やスマートフォンは持ち歩いているわけですから。
日本人は勤勉です。以前、筆者の職場で担当者が休暇中にちょっと問題が発生したことがありました。
担当者以外に判断できる者がいないため、やむをえず連絡を取りました。申し訳ないとは思いましたが、ほかに対処方法がなかったのです。
休暇中にも関わらず彼は快く対応してくれました。おかげで事なきを得たわけで、担当者としてみれば休暇中であることを理由に断ることもできたはずですが、そうはしなかった。
日本人は働きすぎと言われることがあります。確かにそうかもしれません。
でも、「勤勉であることは世界に誇っていい」と筆者は思うのです。
あまり頑張りすぎるのもよくありません。
だけれども、仕事に対して真摯に向き合う日本人の姿勢は大事にしていきたい、そんな気がします。
大切なのはバランスですよね。しっかり働いて、休みの時はしっかり働く、これが一番です。
ゴールデンウィークは仕事だという人も、どこかで休みを取ってリフレッシュすることが必要です。
「黄金週間」はもうすぐやってきます。それぞれがどのように過ごすか計画を立てていることでしょう。
それまで、もうひと頑張りですね。
まさケロンのゴールデンウィークにおける休暇日数は2日の予定!いつかは海外旅行とか行きたいね~。