ノロウイルスの最終回は、乳幼児を持つママやおばあちゃんへ向けてのメッセージです。
感染力が強いうえに、ワクチンはなく完全に予防することは難しいといわれているノロウイルスですが、感染しても抗ウイルス薬もありません。
成人なら、自然治癒力で1〜3日程で症状は治まり、重症化することもほとんどないといわれているノロウイルスですが、乳幼児は体力がないのでやはり注意が必要です。
今回は、乳幼児を持つママやおばあちゃんがきっと気になるだろう情報をまとめてみました。
見落とさないで! 乳児のノロウイルスの初期症状
予防と並び、乳児の異変にいち早く気づいてあげることもママの役目です。
こんな症状があったらノロウイルスに感染してる可能性が・・・
いちはやく見抜いて適切な処置をしてあげましょう。
- 嘔吐が続き何を食べてもうけつけない
- 突発的な嘔吐を繰り返す
- 下痢は腹痛を伴い、白色〜クリーム色の水様性の便がでる
- 嘔吐、下痢とともに38度くらいの発熱を伴うことがある
もしもママが感染してしまったら
もしママが感染してしまったらお子さんへの感染の可能性が高まります。
手洗い、マスクは徹底しましょう。
母乳はあげても大丈夫なの?
自分が感染してしまったら母乳を与えてよいのか不安になるかもしれませんが、いつもの通り母乳をあげて大丈夫です。
母乳から赤ちゃんが感染するということはありません。
母乳は天然のワクチンといわれています。
むしろ、赤ちゃんの発症予防になりますよ。
なんといっても自分が回復することを第一に
母乳がいいといっても無理をすることはありません。
まずは自分が元気になることが第一です。
自然治癒力でしか治りませんから、安静が必要になるます。
一人では無理だと感じた場合は、周りの人助けを求めましょう。
最大の注意点は脱水!脱水症状が疑われたらすぐに病院へ
赤ちゃんがノロウイルスに感染してしまった場合、母乳や水分は少量ずつを回数を増やしてあげて下さい。
もし、嘔吐などで水分をうまくうけつけない場合は、早めに病院へ連れて行って下さいね。
赤ちゃんの脱水初期症状は下記の通り。
- 落ち着きがない
- 皮膚をつまんだらすぐに元に戻る(皮膚の乾燥)
- 唇が乾いている
- 涙の量が少ない
- 不機嫌、あやしても泣き止まない
ノロウイルスは成人は重症化することは少ないですが、乳幼児は激しい下痢や嘔吐のために脱水症状を引き起こしてしまう場合があります。
脱水症状は命にかかわりますので、注意が必要です。
予防と発見、子供を守るのはママの役目。
ノロウイルスにかかわらず、乳幼児のちょっとした変化を見落とさないようにしましょうね。
母親がノロウイルスにかかっても母乳あげても大丈夫やねんなぁ~
小さい子どもがノロウイルスかかったらホンマに辛いから親がちゃんと予防してあげやなあかんで!