先日行われたばかりの東京都知事選挙
名前の通り東京都知事を決める選挙になります。
行われる度に東京だけでなく
日本全国が注目するこの選挙
東京都の都知事を決めることになぜ日本全国が注目するのか?
今回はそちらを調べてみました!
東京都知事とは?
日本の首都東京都の知事職です。
任期は4年
この4年は選挙が行われた当日から換算されています。
日本国民であり年齢が満30歳以上であれば立候補できます。
他の都道府県知事の立候補する際の条件と違って該当地区(東京なら東京)に住んでいなくても立候補することが可能です。
これは広く有能な人材を求めている為だそうです。
知事とは
日本の各都道府県の首長(行政機関の長)のことです。
ちなみに知事の仕事にはこのようなものがあります。
- 予算案を作成する
- 予算を執行することができる権限
- 議会に条例案等を提出する権限
- 租税などを徴収する権限
などなど…。
なぜ東京都知事の選挙に全国が注目するのか?
本題です。
まず大きなところで東京都自体に力があることが挙げられます。
力ってなんだ?と思われると思うので具体的にいいますと。
予算
まず東京都の年間の予算は約13兆円
これはインドネシアの国家予算とほぼ同じになります。
つまり使えるお金が国家並ということです。
ちなみにこれは他の府県の約10倍とのこと・・・
職員の数
16万人
これはより多いのは自衛隊のある防衛省のみで、ほかの全ての省庁・道府県の職員より多いです。
つまり人材が豊富ということですね。
都内総生産
約92兆4000億円
だんだん多すぎてどれくらい多いのか分からなくなってきますが、これは他の国家と比べたときに世界14位相当になります。
ちなみに日本は世界第3位です。
他にも・・・
国が徴収している税収の内4割が東京都からの税収であったり、多くの大企業の本社や海外企業の5割が東京にあるなど。
これだけ見ても東京都には大きな力があることが分かりますね。
しかも東京都は国からの交付金や補助金などに頼っていないために、予算の13兆円の裁量権は都知事が大きく持っていることになります。
また条例なども例えばディーゼル車の排ガス規制などが東京で始まると、それに続く形で他の道府県や国も規制の対策に本格的にしだすなど、東京都の影響力が大きいことが伺えます。
テレビなどで東京都の条例に対して全国的に注目されるのは、こういうことだったんですね。
東京の条例などで決まったことは、将来的には国や今自分が住んでいる地域にも影響するかもしれないと思うと、確かに東京都知事選挙から注目するのも分かりますね。
東京都知事選挙は、経済が大きく動く選挙やねんで!
東京に住んでへんくても、もしかしたら自分の住んでいるところにも影響が出てくるかもしれへんなぁ~