インフルエンザ 冬の病気

インフルエンザはワクチンで予防できない?ワクチンの本当の意味

Written by ぽぷらこ

毎年くるインフルエンザ流行の時期。

インフルエンザワクチンを打つかどうかで迷いませんか?

毎年打つと人もいれば、全く打ったことがないという人までいて、実際、ワクチンに関しての意識にかなり個人差があります。



スポンサーリンク

インフルエンザはワクチンで予防できない?ワクチンの効果とは

インフルエンザワクチンって予防接種と同じ感覚の方が多いのではないでしょうか?

ワクチンを打てば、インフルエンザにはかからない….という感覚です。

でも、本当のインフルエンザワクチンの意味は違うんですね。

ワクチンは感染を抑える働きは実はあまりありません。

ワクチンの実力発揮は、「発症」と「重症化」を防ぐこと

感染とはウイルスが体内に入り増殖すること、発症とは発熱やのどの痛みなどの症状が現れることをいいます。

ワクチンはこの発症を抑える効果があるといわれています。

また、老人や子供など体力がない人の重症化も防いでくれます。

効果は確実ではない?!でも高い割合で効果あり

ワクチンが「発症」を抑える効果があるといいましたが、これもワクチンを打ったから

100%発病しないというわけではありません。

だいたい70%から90%くらいの効果だといわれています。

まあ、結構な高い割合ですよね。

ワクチンを打っていたから、症状が軽くですんでインフルエンザと気がつかないまま回復したというケースも。

意外と短いワクチンの持続期間

発症を防いでくれるからとはやばやとワクチン接種に行っていませんか?

ワクチンは打って2週間目くらいから効き目が現れ、その効果はだいたい5ヶ月といわれています。

流行時期を逆算してからワクチン接種にいかないと肝心の流行時期に効果が薄れている可能性があります。

残念すぎますから、きちんと時期を考えて打ちましょうね!

知っておきたいワクチンの副反応

インフルエンザワクチンの副反応ってけっこう耳にしますよね。

インフルエンザにかからなくても副反応が重篤だったら意味がありません。

どんな副反応があるのか、頭に入れておきましょう。

頻度の高い副反応

  • 注射をした部位の赤み
  • 腫れ
  • 痛み
  • だるさ
  • 頭痛
  • 寒気

など・・・

ワクチンに対するアレルギー反応

  • じんましん
  • かゆみ
  • 発疹

など

重い副反応

  • 急性脳症
  • ギランバレー症候群
  • けいれん
  • 肝機能障害

など

頻度の高い副反応でだいたい10%~20%の方に副反応がでますが、2,3日で落ち着きます。

13歳未満は2~4週間あけて2回接種、それ以上の人は1回接種します。

費用はだいたい3000円です。

お年寄りは特に、インフルエンザが命取りになることがありますので、発症や重症化を防ぐワクチンは打っておいた方がいいのかもしれませんね。

ワクチンを打ったからもう大丈夫というわけではないのが残念ですが、一定の効果がありますもんね!

まさケロンのひとこと

100%予防出来ないけど、70~90%予防できるならワクチンを使ったほうがええんとちゃうかな?
少しでもインフルエンザにかからないようにせえへんとな!
特に受験生はきいつけやぁ~

masakeron-oko


スポンサーリンク

あなたにオススメの記事&広告

筆者情報

ぽぷらこ